兵庫県は県立西宮病院で緑内障の手術を受けた60代の男性について、少しの光でもまぶしく感じたり、目のピントが合いにくくなったりする、回復の見込みがない後遺症が残る医療事故が起きたと発表しました。
県によると、去年9月、県立西宮病院で60代の男性が右眼の緑内障の手術を受けていたところ、眼内出血がありました。
医師が十分に止血剤を注入しなかったことから出血が多くなり、手術を中断して器具を引き抜いたところ、目に入る光の量を調整する『虹彩』という器官に触れてしまったということです。
これにより、男性は『虹彩』を失い、少しの光でもまぶしく感じるようになったり、ピントが合わせにくくなったりしていて、回復の見込みはないということです。
男性は県から補償を受けて、特殊なコンタクトレンズなどを着用しています。
県は「このような事案が発生したことについて、大変申し訳なく思っております。安心できる県立病院の実現のため、今後より一層、医療安全対策の取り組みを進め、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。