アメリカメディアは25日、イランがアメリカ軍による地上作戦に備え、石油の輸出拠点となるカーグ島の防衛を強化していると報じました。
CNNテレビは情報機関の複数の関係者の話として、イランがアメリカ軍によるカーグ島での地上作戦に備え、この数週間、地雷などのわなを設置したほか、追加の兵士や地対空ミサイルを追加配備するなど、防衛体制を強化していると伝えています。
また、上陸が想定される沿岸部にも地雷が設置されている可能性があるということです。
トランプ政権は、イランの原油輸出の約9割を担うカーグ島の制圧を検討しているとされ、近く、現地に到着する数千人規模の海兵隊などが作戦を担う可能性が指摘されています。
CNNによりますと、「アメリカ軍は上空から島の監視を行っていることから、環境の変化を把握できている」としています。
一方で、当局者や専門家は、「地上作戦に踏み切れば多くの犠牲が出るおそれがあるほか、仮に島を制圧しても、ホルムズ海峡の開放やエネルギー市場の問題が解決するとは限らない」との見方も示しています。
アメリカ軍は3月13日、カーグ島を標的とした空爆を実施していますが、トランプ大統領はその際、「良識の観点から」石油インフラへの攻撃は避けたと説明しています。