イギリスの公共放送BBCは新しい会長に、元グーグル幹部を起用すると発表しました。
前会長は、アメリカのトランプ大統領の演説を恣意(しい)的に編集した番組の責任をとって2025年11月に辞任しています。
BBCの新会長に起用されたマット・ブリティン氏は57歳で、アメリカのIT大手グーグルでイギリス事業の責任者や、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域のトップを歴任しました。
現地メディアによりますと、ブリティン氏はテレビ報道に直接関わったことはなく、異例の起用だということです。
BBCは現在、組織改革や資金調達の見直しといった課題に直面していて、理事会は、変革期を率いる経験が任命の決め手になったとしています。
BBCは2024年、放送したアメリカ大統領選挙の番組を巡り、トランプ大統領の演説を恣意的に編集したとして批判され、当時の会長らは2025年11月、誤りを認め辞任しています。
新会長の就任日は5月18日で、ブリティン氏は、「すべての人のために機能するBBCが必要だ」と意気込みを語りました。