中東情勢の悪化により世界的にガソリン価格が上昇、タイではEVの需要が高まっています。
日本や中国など、40を超える自動車やバイクのブランドが最新モデルを展示する「バンコク国際モーターショー2026」。
中東情勢の悪化を受けた原油高を背景に、日系メーカー各社も燃料代を抑えられる車のPRに力を入れています。
日産はSUVやミニバンを中心としたハイブリッド車で、燃費性能の高さをアピール。
日産の担当者:
(中東情勢の影響で)タイのお客さんは燃費を意識するようになっています。従来のガソリン車より確実に燃費が良くなります。
マツダはタイで新たに発売するEV(電気自動車)を披露しました。
マツダの担当者は「現在、予約受付中で非常に好評です。去年11月のモーターエキスポでの発表以降、すでに4000件以上の予約が入っています」と話します。
来場者の関心もずばり、燃料代節約です。
来場者からは「ガソリン代が高いので家族用にEVの購入を検討中です」「最近は給油のため走り回らなければならず給油制限もあります。中国車より日本のEVにとても興味があります」となどの声が聞かれました。
燃料代節約の流れは「電動バイク」でもみられています。
世界有数のバイク大国といわれるタイ。
おりからの原油高を受けて電動バイクの人気が今、急上昇しています。
電動バイク販売店・店長:
燃料不足を心配しているからなのか売り上げは上がっています。(アメリカとイランの)戦闘前に比べて売り上げが2倍になりました。
バンコク市内の電動バイク販売店では、イラン戦闘前は月に3台から5台程度の販売だったのが、戦闘開始から1カ月もたたないうちにすでに10台ほど売れたといいます。
燃料不足が深刻な地方では、電動バイクの販売が20倍になった店もあるといいます。
この日、電動バイクを見に来た客は「エネルギーの消費方法を変える一つの機会だと考えています」と話しました。
電動バイク販売店・店長:
電動バイクの重要部品であるバッテリーの在庫をより、多く確保しておく必要があります。
現在タイでは電動バイクの供給量が不足していて、販売店は工場にある在庫を奪い合う状況だといいます。
電動バイクの製造加速が求められています。