25日が給料日という人も多いかと思います。

毎月給料は現金手渡し、みんなで社員旅行。
どこか懐かしい昭和のような会社で働く人たちに注目しました。

明るく開放的な社内で笑顔で、生き生きと働く社員たち。

よく話し、よく働き、そんな職場を作り出す秘訣は職場を作り出す秘訣は「昭和」にありました。

デザインスクールを運営する「日本デザイン」は、社員23人の平均年齢は28歳と若い人材が集まるITベンチャー企業です。

「Live News α」が注目したのは給料日。

社長が社員一人一人に“給料袋”を手渡します。

給料袋を手渡しされた社員は「『もらった感』があっていい。『ありがとうございます』というコミュニケーションにもなるし」「普通の振り込みだと額面でしか分からないと思うが、『1枚多い』のが体感で分かるので、確かに1年目と比べるとだいぶ厚くなった。それは『成長』として実感できる」などと話しました。

1カ月の成果を現金というリアルな重みで感じる瞬間。
さらに、給料には毎月欠かさず「メッセージ」が添えられています。

社長自らがそれぞれのグループリーダーにリサーチし、評価や激励の言葉を記します。

中には、これまでもらったメッセージを全て持ち歩く社員もいました。

入社6年目・高橋尚希さん:
新卒1年目で「採用の責任者」として仕事をしていたが、なかなかうまくいかずに自分でできることを一回諦めて“先輩に力を貸してもらう”ということがあった。「採用をギブアップできて偉かったね」と書いてあって、「そういう悔しさをバネにして生きて」とそれは自分の中で悔しかった思い出もあった。(1年目で)そういうフィードバックがあったのは、うれしかったなと、いまだに覚えている。

どこか懐かしい感じもする給料の手渡しの他にも、社内のキッチンで社員が同じ食卓を囲むまさに“同じ釜の飯を食う”食事会や、3カ月に一度の社員旅行など昭和式の取り組みが多数あります。

距離が縮まる場づくりが、社員の成長や人間関係の構築に良い作用を生んでいるといいます。

日本デザインスクール・久保なつ美校長:
昭和のよき時代の“いいとこ取り”のような会社だと思うので、昔のようなつながりがありつつ、ITでは最先端(の仕事)。

日本デザイン・大坪拓摩代表:
大学だとこれぐらい同じ時間を過ごしていたら、ちゃんと仲良くなっていた。なぜ会社は、大学時代より過ごす時間が長いのに仲良くならないのか、不思議じゃないですか。幸せになれる会社は人間関係ができている会社以外、あり得ない。

働き方改革やDXが加速する裏で、難しさを増すのが上司と部下の絆。

見えにくくなった人とのつながりをどう再構築していくのか、昭和を振り返れば、そこにヒントが隠れているのかもしれません。