ガソリン価格のニュースです。先週、最高値を更新した宮城県内のレギュラーガソリンの平均売り価格は、一転、大幅な値下がりとなりました。一方、政府は3月26日、石油の「国家備蓄」の放出を開始するなど、中東情勢の先行きは見通せません。こうした中、私たちの移動手段にも変化が生じています。

記者リポート
「こちらの店舗では、先週まで193円だったレギュラーガソリンですが、25日の値段を見てみますと、171円と大きく値を下げています」

仙台市青葉区立町にあるガソリンスタンドです。この店舗では政府による石油元売り各社への補助金が反映された21日の出荷分から、レギュラーガソリンについて「22円」の値下げに踏み切りました。

利用客
「モノの値段も、物流が関わってくると全体的にインフレすると思うので、安くなれば安くなるほど良い」
「補助金も途中で終わると困るので、この価格は維持してほしい」

25日に発表された宮城県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、1リットルあたり「170.8円」と、最高値を更新した先週と比べて「14.8円」値下がりしました。

また、ハイオクは1リットルあたり「182.1円」と、先週と比べて「15.1円」値下がりしました。

ガソリン価格は下がったものの、政府は26日、供給不安を緩和するため石油の「国家備蓄」の放出を開始するなど、中東情勢の先行きは見通せません。

利用客
「価格が下がるのが良いが、維持するのはなかなか難しい。戦争の影響が早く終わってもらいたい」

こうした不安定な状況を受けて、移動手段にも変化が生じています。

ハヤサカサイクル 中里圭佑さん
「いま電動バイクが、お客さまからお声をいただいている商品になります」

需要が高まっているのが、ガソリンに頼らない「電動バイク」です。

この電動バイクは1回の充電で、およそ80キロの距離を走行することができます。

ガソリン価格の高騰を背景に、ここ1カ月で購入を検討する人からの問い合わせが、倍以上に急増しているといいます。

ハヤサカサイクル 中里圭佑さん
「物価高騰による車両の価格上昇もそうだが、それに追い打ちをかけるように高くなっているガソリン代、その捻出をどうしていこうかという相談が多い」

今後のガソリン価格の見通しについて、石油情報センターは「26日から政府の補助金が増額されるので、さらなる値下がりが見込まれる」としています。

仙台放送
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