在籍中に監督やコーチから“セクハラ”や“パワハラ”を受けたなどとして、島根県出雲市の女子サッカーチーム「ディオッサ出雲FC」のブラジル国籍の元選手2人が、チームと当時の監督を相手取り慰謝料などを求めている裁判で、3月25日に松江地裁で第1回口頭弁論が開かれました。
原告の代理人弁護士によりますと、チームと元監督は全面的に争う姿勢を示したということです。

訴えを起こしているのは、女子サッカーチーム「ディオッサ出雲FC」のブラジル国籍の元選手2人です。

2024年11月、当時の監督やコーチからポルトガル語で性的な言葉を投げかけられるなどのハラスメントを受けたとして、チームが所属する「なでしこリーグ」に告発しました。
しかし日本サッカー協会が2025年4月に「懲罰を科さない」とする決定を出したことから、協会への異議申し立てができないかわりに、チームと当時の監督を相手取り慰謝料と損害賠償合わせて370万円の支払いを求める訴えを起こしました。

松江地裁で3月25日に開かれた第1回の口頭弁論では、原告の代理人弁護士によりますと、チームと元監督側が、提出した答弁書についてセクハラやパワハラの事実はなかったとして訴えを退けるよう求め、全面的に争う姿勢を示したということです。

原告代理人・藤塚雄大弁護士:
(被告の)弁解自体が矛盾していると思う。私の感じ方として、どういう反論になっているのかなと。

この問題をめぐっては、元監督も元選手らが記者会見でハラスメントを受けたと主張したのは名誉棄損にあたるとして、元選手側に対し慰謝料として1100万円の支払いを求める訴えを起こし、松江地裁で合わせて審理が進められています。

次回の弁論は、5月18日に行なわれる予定です。

TSKさんいん中央テレビ
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