熊本地震の記憶を風化させず防災意識を高めてもらおうと、熊本博物館で『熊本地震10年展』が24日から始まります。会場には、警察や消防などから提供された写真の展示のほか、TKUが初めて一般向けに公開する映像も放映されます。

23日は報道機関向けの内覧会があり、熊本博物館の職員が見どころなどを説明しました。

会場には2016年の熊本地震の概要のほか、警察や消防、自衛隊などの活動記録など約170点の写真が展示されています。

【後藤祐太アナウンサー】
「こちらは熊本赤十字病院が提供した一枚の写真。本震の日の『停電の中でのミーティング』と題されています。それぞれの表情を見てみると、自分や家族の身を案じる不安感、目の前の患者に向き合う使命感や責任感、様々な感情が伝わってきます」

また、国府高校のグラウンドにパイプ椅子で並べられた『SOS』の文字など
印象的な光景もよみがえります。

そして、別の展示室では、県内のテレビ局による映像も提供され、TKUでは発災からの動きをまとめた約5分30秒間のドキュメント映像を放映します。

地震後に入社した若手社員への研修などに使っているもので、今回、一般向けに初めて公開します。

【熊本博物館 西田範行主任主事】
「なかなかこれまで見ることがなかった資料もたくさんあるかと思う。〈自分の事〉になっていただきたいと思っている。少なくとも10年前はみんなが〈自分の事〉になっていたはずなので、それを思い出していただきたい」

『熊本地震10年展~今、語りかけるもの~』は熊本博物館で24日から始まります。

テレビ熊本
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