熊本地震からまもなく10年です。地震で大きな被害を受けた益城町。創造的復興をめざして県が4車線化を進めていた県道熊本高森線がきょう全線で開通しました。

全線約3.8キロで4車線での供用開始

木村知事と益城町立広安小学校の3年生の児童たちの掛け声に合わせて、益城町を東西に走る県道熊本高森線の供用が3月20日に開始されました。

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2016年4月に発生した熊本地震で、観測史上初めて震度7の揺れに短時間に2度襲われた益城町では、道幅が狭く、倒壊した建物で緊急車両が通れないなど、課題がありました。

熊本県は熊本地震からの創造的復興に向けて、町を東西に走る県道熊本高森線の4車線化の事業を開始。これまで開通していた一部区間と合わせて、熊本地震から10年を前に、3月20日に計約3.8キロの全線供用がスタートしました。

地権者270人が協力 総事業費約269億円

町を走る県道の4車線化に住民は「きれいになって、子どもたちの通学路も広くなっていい」や「広すぎて戸惑うこともあるけれども、緊急車両が通りやすくなったのはいいことだと思う」と話します。

また、木村知事は「沿線の店の再建なども支援しながらやってきた。丁寧な手続きを益城町の皆さんの協力を得て進められたことで、時間はかかったが、しっかりしたいいものが出来上がったことをうれしく思う」と述べました。

県道熊本高森線の4車線化事業ではこれまで道幅10メートルほどだった道路を、約27メートルに広げました。事業には沿線の地権者270人の協力の下、県が用地買収を行い、4車線化に伴う総事業費は約269億円です。

(テレビ熊本)

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