F1™︎2026年シーズンの開幕戦オーストラリアで3位表彰台だったフェラーリのシャルル・ルクレール(28)。フェラーリの象徴的存在であり、F1界を代表するスターの1人だ。端正なルックスと紳士的なふるまいから“F1界の貴公子”とも呼ばれる。

幼少期から輝きを放つ

ルクレールは1997年10月16日モナコ生まれ。5歳でカートを始め、CIK-FIA KF3ワールドカップで優勝、CIK-FIAアカデミートロフィーの年間チャンピオンとなった。その後も優秀な成績を収め、2016年にフェラーリドライバーアカデミーに加入。ARTグランプリからGP3シリーズに参戦し、チャンピオンを獲得した。翌年にはF2チャンピオンシップに進み、初挑戦でタイトルを獲得した。

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2018年、アルファロメオ・ザウバーからF1デビューし、マシンの性能を超える走りで注目を集め、2019年にキミ・ライコネンの後任としてフェラーリに加入した。加入後、ルクレールは当時のエースのセバスチャン・ベッテルと互角に渡り合い、年間成績ではベッテルを上回った。

モナコグランプリで初優勝(2024年5月)
モナコグランプリで初優勝(2024年5月)

2020年~21年のフェラーリは苦しい時期にあったものの、ルクレールは2022年には3勝、11回の表彰台9回のポールポジションを獲得し、真のタイトルコンテンダーとして躍進した。そして2024年には、モナコグランプリで悲願の母国初優勝を果たした。

2025年は7回の表彰台を獲得し、ドライバーズランキング5位でシーズンを終えた。

亡き父、親友、母国・モナコへの思い

ルクレールは、特に母国・モナコの市街地コースを愛する。また、フェラーリのホームグランプリでもあるイタリア・グランプリが行われるモンツァにも特別な思い入れがあり、そこでは2度の優勝を果たしている。

マシンを降りれば、極めて謙虚で思慮深い人物として知られる。その原動力には、亡き父と、親友のF1ドライバー、ジュール・ビアンキ(2014年日本グランプリで事故に遭い、フランスに搬送されるも9カ月後に25歳で死去)への強い思いがあるという。

サン=ムルー(右)とFIAアワードに出席(ウズベキスタン・2025年12月)
サン=ムルー(右)とFIAアワードに出席(ウズベキスタン・2025年12月)

私生活では、2025年11月に長年交際していたアレクサンドラ・サン=ムルーと婚約したことを発表し、2026年3月にはモナコでの結婚式の様子を自身のSNSに公開した。インスタグラムで婚約を発表した際には、チームメートのルイス・ハミルトン、元チームメートのカルロス・サインツ、オスカー・ピアストリやエステバン・オコンらが祝福のメッセージを寄せ、ヘイリー・ビーバーなどのセレブリティーたちも「いいね!」を送った。

チームメートのルイス・ハミルトン(左)と
チームメートのルイス・ハミルトン(左)と

2026年シーズンは、開幕戦のオーストラリアで3位表彰台、第2戦の中国で4位、ドライバーズランキングは第2戦を終えた時点で3位につけている。

マシン開発が進むシーズン中盤以降には、さらなる優勝争いに加わる可能性も十分にあるだろう。どこまで順位を押し上げ、タイトル戦線に迫っていくのか、ルクレールの活躍に期待が高まる。

「F1™世界選手権2026」
FOD・フジテレビNEXTにて国内独占生中継

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プライムオンライン編集部
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FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。