ロシアのラブロフ外相は、アメリカが進める次世代ミサイル防衛システム「ゴールデンドーム」について、世界の戦略的安定に重大な脅威をもたらすと批判しました。

ロシア外務省は16日、モスクワで13日と14日に行われた核不拡散の国際会議に向けたラブロフ外相のビデオメッセージを公開しました。

ラブロフ氏はこのなかで、「アメリカと同盟国の破壊的な行動によって宇宙の軍事化が進み、紛争の場となるリスクが高まっている」と指摘しました。

そのうえで、アメリカが推進する次世代ミサイル防衛システム「ゴールデンドーム」について、「世界の戦略的安定を損なう重大な脅威だ」と批判しました。

また中東情勢にも触れ、アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃が、核不拡散体制や外交の信頼を損なったと非難しました。

ラブロフ外相は「新START=新戦略兵器削減条約」が先月失効した後、ロシアが数量制限の維持を提案したにもかかわらずアメリカ側から回答が得られなかったとして、アメリカが核実験を再開する可能性に懸念を示しました。

核不拡散をめぐりラブロフ氏はロシアの立場として、各国が協力して軍備管理と不拡散体制を維持すべきとの考えを示しました。

フジテレビ
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国際取材部
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