2026年3月14日、JR双葉駅の東側に公設民営の商業施設『MEMEGURU FUTABA』がオープンした。東日本大震災の発生から16年目を迎えるなか、にぎわい創出に向けて福島県双葉町がまた一歩前に進んでいる。

双葉町に新たに芽吹く

オープニングセレモニーで双葉町の伊澤史朗町長は「本施設の名称は『MEMEGURU FUTABA』です」と施設の名称を発表。
『新たに芽が出る』という方言と、双葉駅東地区を『巡る』『グルメ』をかけたという。

施設には、バリエーション豊かな3つの飲食店が並ぶ。
オープン直後から人が押し寄せていた昼は食堂・夜は居酒屋という「居酒屋こんどこそ双葉店」では、“常磐もの”の刺身定食などが楽しめる。
訪れた人は「仕事でよく双葉に関わっていて、それでオープン目掛けて来ました」「私もご飯作りたくない時とかあるので、そういう時にすぐ近くにお店が出来て、色んなものを好きに選んで食べさせられるのは、すごくうれしいし、ありがたい」と話した。

復興に寄り添って

さらに、北海道のソフトクリームやカレーも提供するカフェ「CAFE FUTABA」に、麓山高原豚のトンテキなど、福島県内の食材を堪能できる飲食店もあり、にぎわい創出につながることが期待されている。

『串と鉄板だるま』店長の塩貝直樹さんは、京都府に本社がある会社が双葉町の復興に共感し、店を任された。
塩貝さんは「はじめ来た時は、少し悲しい思いと言いますか、驚きもありました」と語る。「もっと店の認知度上げて、双葉町がここから『復興』という大きな目標に向けて、沢山の方に来ていただけることを期待しております」と話した。

2026年2月末時点で、町内で暮らす人は200人あまりで震災前の約3%にとどまる双葉町。復興に向けてまた一歩前に進んでいる。

福島テレビ
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