きのう=11日、大阪・梅田の道路から隆起した鋼鉄製パイプ。地中に完全に戻すことは難しく、大阪市は切断する方針を固めました。
周辺の通行止めも数日間は続く見込みです。
■地層の状況が変化で完全に元の状態に戻せず
11日朝、突如、大阪・梅田に出現した鋼鉄製パイプ。一時、13メートル近くまで隆起しましたが、復旧工事が続けられ、現時点では、地上に出ているのは、1.6メートルほどになりました。当時現場では、下水道の工事が行われていたといいます。
11日は夜になっても、パイプを地中に戻す作業が行われました。
【記者リポート】「通報からから15時間たった現場です。付近の道路は通行止めとなっています。そして、夜間にも関わらず復旧作業が進められています」
しかし、夜が明けても…パイプは地表に出たまま。
隆起したことで、もともとパイプがあった部分に土が溜まるなどして、地層の状況が変化した可能性があり、完全に元の状態に戻すことができなかったということです。
■周辺道路の混乱は続く
大阪の中心地で起こった異変は、交通へ大きな影響をもたらしています。大阪の大動脈、新御堂筋では…
【記者リポート】「梅田方向へ向かう新御堂筋なのですが、渋滞が起きていて中々前に進みません」
さらに、現場方面に近づくと…
【記者リポート】「梅田方面に向かう左側の車線の道路は通行することができません」
現在も、新御堂筋の一部区間や、高架下の国道では交通規制が行われていて、周辺の安全確認が終わるまで、少なくとも数日間は、続く見込みだということです。
■隆起の原因はいまだわからず
今後の復旧作業について大阪市建設局・原田俊崇調整課長は「緩んだ地盤の安定化を最優先に行い、隆起している約1.6メートルのパイプは最終的に切断する作業を行う」と説明しました。
鋼鉄製パイプが隆起した原因についてはまだ調査中だということです。
(関西テレビ「newsランナー」2026年3月12日放送)