WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)大混戦のプールBは、三つどもえの状態で最終戦に突入。
そんな中、唯一負け知らずのイタリアがメキシコ戦で会心の試合を見せた。
メジャーリーグで2025年、ホームラン32本を打っているパスカンティーノ選手の今大会初ヒットが先制の一発となり、祝杯のエスプレッソを飲み干した。
これまでパスカンティーノ選手もたびたび準備していたエスプレッソ。
不振で苦しんでいた苦い思いを流し込む一杯となった。
勢いに乗るイタリアは、メジャー109勝のアーロン・ノラ投手がメキシコを5回まで無失点に抑え、1位通過へ、メジャー組が奮闘する。
エスプレッソマシンに「背番号9」を刻んだパスカンティーノ選手は、心地よい苦みで目を覚ましたのか、勢いが止まらない。
2本目のホームランで、エスプレッソも2杯目。
さらにこのあと、もう1本ホームランを放ち、1試合3発とWBC史上初の記録を樹立。
イタリアが1位通過を決め、アメリカは2位で準々決勝に進出した。
一方、プールD最終戦は、共に3勝のベネズエラとドミニカ共和国の全勝対決。
勝ったチームは準々決勝で韓国と対戦、敗れたチームが次の日本の対戦相手となる。
ゲームは初回、ドミニカ共和国のソト選手がいきなり2ランホームラン。
15年・1150億円というスポーツ史上最高額で契約したスーパースターの一発で先制点を奪った。
しかしその裏、ベネズエラは、コントレラス兄弟の兄、ウィルソン・コントレラス選手がタイムリーを放ち、すぐさま1点を返した。
そして3回、メジャーのスター選手をそろえたドミニカ共和国が一発攻勢を仕掛ける。
まずは2番のマルテ選手、さらには4番のゲレーロ・ジュニア選手にもホームランが飛び出し、再び3点差。
それでもベネズエラはその裏、フォアボールで出たアクーニャ・ジュニア選手が盗塁でチャンスを広げると、2番ガルシア選手が左中間へタイムリーを放ち、これで2点差に!
チームメートもお祭り騒ぎ。
さらに3番アラエス選手も続き、再び1点差に迫る。
しかしベネズエラに傾きかけた流れを変えたのは、やはり豪快な一発だった。
ドミニカ共和国は、1番タティス・ジュニア選手が3ランホームラン。
この日、4本のホームランを重ねたドミニカ共和国がリードを守り切り、首位で1次リーグ突破。
日本の準々決勝の対戦相手は、ベネズエラに決まった。