熊本都市圏における交通政策の指針、『都市交通マスタープラン』が5日策定されました。
公共交通の利便性向上などが盛り込まれていて、今後このプランを基に交通環境の整備を進めるということです。
都市交通マスタープランは、おおむね20年後を目標に熊本市を中心とした熊本都市圏における望ましい交通体系の実現に向けた将来ビジョンで、今後の交通政策の指針となるものです。
きょうは行政機関や学識経験者などによる協議会が開かれ、マスタープランの最終案が示されました。
案では空港アクセス鉄道の整備や豊肥線の増便のほか、熊本電鉄御代志駅と菊池・菊陽方面を結ぶ、大量輸送システム・BRTの導入などを提案。
熊本市電の延伸や、高規格道路の整備、主要交差点の改良なども盛り込まれています。
また、目標として、公共交通の利用者倍増や、主要渋滞箇所の半減などを挙げていて、『誰もが移動しやすく暮らしやすいまち』を目指すとしています。
最終案は、委員の全会一致で承認されたものの、一部の委員からは「実行計画に移す段階では、エリアごとに分析を行って現状を把握し、地域や時間別といった具体的な目標を設定すべき」などの意見が上がりました。
今回、策定されたマスタープランを基に今後は、実施主体や整備スケジュールを明確化し、交通環境の整備を進めるということです。