緊迫するイラン情勢を巡り、ドバイでは航空便のキャンセルが続いていて、日本人観光客などが空港などに足止めされているといいます。
現在の置かれている状況を日本人の方が語ってくれました。
バナナにナッツ、ヨーグルト、そして大きなペットボトルの水。
これらは、ドバイで足止めされている日本人旅行者の食料です。
「飛行機が全便キャンセルが続いてて、本当にいつ帰れるかわからない」「本当にみんなお金がなくて、安いものを買わざるを得ない」と話す日本人旅行者に話を聞くことができました。
映像に映るのは、艦船から発射されるミサイルと空母から戦闘機が離陸する様子です。
さらに、アメリカ軍の潜水艦がインド洋でイランの軍艦を魚雷で撃沈したと発表しました。
現場で救助に当たっていたスリランカ政府によると、この攻撃で少なくとも80人が死亡したとしています。
トランプ大統領はイランへの軍事作戦について、「控えめに言っても我々は、戦況は非常に好調だ。10点満点で評価するかと聞かれたら15点だ」と延べ、作戦は順調であると成果を強調しました。
こうした中、アメリカのヘグセス国防長官は、イランがトランプ大統領の暗殺を企てていたと明かしました。
ヘグセス米国防長官:
昨日、トランプ大統領暗殺を企てた部隊の指導者を追跡し殺害した。イランはトランプ大統領を暗殺しようとしたが、最後に笑うのはトランプ大統領だった。我々は彼らを見つけ出し、殺す。
一方、イランはアメリカ軍基地がある湾岸諸国にミサイルやドローンで報復。
その1つのUAE(アラブ首長国連邦)、ドバイに在住して20年だという日本人家族は、学校にも行けずリモート授業になっているといいます。
ドバイ在住・加藤秀己さん(57):
日中も深夜も迎撃されたドローンの爆発音であろう音が響き渡ったり、大の大人が言うのもあれですけど、感情がちょっと揺れ動くというか、そんな状況。
ドバイ在住・加藤奏太さん(13):
(戦争が)早く終わってほしいっていうのが、やっぱり不安な部分もあるので、それが多い。
ドバイ在住・加藤詩子さん(10):
時々、ミサイルの破片が近くに(落ちて)来て、ドアが揺れたりしたこともある。戦争は終わってほしい。
ドバイでは日常生活は保たれているものの、相次ぐ航空便のキャンセルを受け、日本人観光客を含む多くの人々が足止めされています。
大学生の水岡大己さん(21)もその1人です。
友人と3人でエジプトを訪問後、ドバイに滞在。
ところが、「すごく楽しかったけど、欠航の連絡が来たときに『あ、戦争あるんだ』という感じで、巻き込まれているというのは、そこで気づいた」と話します。
旅行でドバイを訪問した大学生・水岡大己さん(21):
すごく爆撃怖いので、ホテルにずっといようというのはあって。だんだん自我が崩壊していくというか。3人いますけど、今までケンカとかなかったんですけど、ケンカも増えたりとか。
食事は近所のスーパーで買ったバナナやミカン、ナッツ類やヨーグルトなどで済ませているといいます。
旅行でドバイを訪問した大学生・水岡大己さん(21):
私は明日の朝8時20分に羽田行きに乗る予定なんですけど、他の2人はそれを取れなくて。うれしい半面、不安な気持ち半面というところで、本当に明日(飛行機が)飛ぶのかまだ分からないので。
その後、水岡さんからは「無事に空港に到着し、日本に向け出発することができた」と連絡がありました。
こうした中、外務省は5日、クウェート・サウジアラビア東部・バーレーン・カタール・UAE・オマーンの中東6カ国の危険情報を、上から2番目のレベル3「渡航中止勧告」に引き上げると発表しました。
また、クウェート・バーレーン・カタール・UAEの中東4カ国から希望する日本人を退避させるため、チャーター機を手配する方針です。