大型トラックの速度抑制装置を改造した疑いで岡山市の運転手などが、3月3日に書類送検され、5日警察などによる車両の合同検査が行われました。

岡山市北区で行われた合同検査には、国土交通省中国運輸局の職員や警察官など約20人が参加しました。大型トラックは従来、時速90キロ以上が出ないように速度抑制装置を取り付けることが義務付けられています。

しかし、今回検査が行われた車両でアクセルを踏むと…速度を表すメーターが振り切れてしまいました。検査では時速108キロまで上がり、速度抑制の機能を損なう機器が装着されていたことが分かりました。

この車両を巡っては、大阪市の運送会社と、そこに勤める岡山市東区の54歳の男性運転手が保安基準に適合しない改造を行ったとして道路運送車両法違反の疑いで3月3日に書類送検されています。検査の結果、この車両が不正改造車両であることが認められました。

(岡山運輸支局 山下浩介首席陸運技術専門官)
「スピードリミッターの不正な解除は速度超過と重大事故につながる恐れがある改造を行う行為が犯罪行為になるので絶対に行わないように周知を徹底していきたい」

中国運輸局によりますと、2025年、県内でトラックやオートバイなど27台の不正改造が認められたということです。

中国運輸局は今回の運送会社に対し、3月5日から15日以内に適正な状態に整備し、改めて検査するよう整備命令を出しています。

岡山放送
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