犯人グループは言葉巧みに被害者を誘導し、短期間に高額の現金をだまし取ったということです。去年、熊本市に住む女性がサイバー保険の掛け金などの名目で、6100万円をだまし取られる事件が発生していたことが分かりました。
去年10月、熊本市に住む50代の女性に『日本ネットセキュリティ協会』を名乗る男から1本の電話がありました。
「あなたの携帯電話が不正アクセスで利用され、犯罪に利用されている。発生した被害を補償できなければ逮捕されるが、金額が高額なためサイバー保険に加入しないか」
女性は言われた通りに口座にお金を振り込みましたが、再び男から電話が…。
「被害者が自殺未遂をし、PTSDになったため、損害賠償金を要求されている」
さらに、警察官を名乗る別の男からも電話があり、犯人グループの話を信じ込んでしまった女性。1カ月半の間、言われるがままにお金を何度も振り込んでしまったといいます。
振り込んだ数は108回、金額は合わせて6100万円に上るということです。
その後、犯人グループからの連絡が途切れたことを不審に思った女性が警察に相談したことで事件が発覚しました。
警察は、「電話で『お金』の話が出たら詐欺を疑い、1人で判断せずに、家族や警察に相談するよう」注意を呼びかけています。