香港の裁判所は、アメリカで民主活動を行う娘の保険契約を香港に住む父親が解約しようとしたのは国家安全維持条例違反にあたるとして、父親に実刑判決を言い渡した。
香港の民主活動家でアメリカを拠点にする郭鳳儀氏は、「外国勢力と結託し、国家の安全を脅かした」などとして香港当局から指名手配されている。
香港の裁判所は郭氏の父親(68歳)が娘の保険を解約しようとしたことが逃亡者の資産処理を助けるもので、国家安全維持条例違反にあたるとして26日に禁錮8カ月を言い渡した。
郭氏は自身のSNSに「68歳の父親が有罪になった。罪名は『私の父親』だ」などと非難していた。
香港メディアは国家安全維持条例違反が適用された初めてのケースだと報じていて、海外を拠点にする香港の民主活動家や家族への締め付けが厳しくなっている。