「正社員ではなかったので、育休復帰ができないことも見越して在宅で稼げるようになるまでは子供を産まないと決めました」

やがてフォロワーが増え、仕事の依頼が入るようになり、会社を辞めてフリーランスとして独立した。家計は少しずつ改善し、ふたりの子供も授かった。

そして現在、29歳にして貯金1000万円超えをかなえたのだ。

新居に移って迎えた柴犬
新居に移って迎えた柴犬

たろさんが家計を整えていく姿を見て、夫も少しずつ関心を持つようになった。

「前は『なんとかなるでしょ』って感じだったんですけど、数字を見せたら『やばいね』って。そこからは一緒にお金のことを話せるようになりました」

たろさんの、暮らしの工夫ベスト3

家計を立て直すなかで、たろさんが意識してきたのは「大きな節約」よりも、日々の小さな改善だ。

一つ目は「家事貯金」をする
 日々の料理。平日にできることは前倒しで済ませ、作り置きや下ごしらえをしておく。忙しい日に余裕が生まれることで、外食や無駄な買い物を防げるという。

二つ目は、徹底した「捨て活」
 数年で手放したモノは400キロ以上。必要なものだけに囲まれることで、探し物の時間が減り、買い直すこともなくなった。「管理できる量にすることが大事でした」

三つ目は「ノーマネーデー」をつくる
 あえてお金を使わない日をつくることで、使う日とのメリハリをつける。「ゼロの日があると、使う日も前向きになれますよ」

大切なドラゴンボールグッズも箱1つをのぞいて処分した
大切なドラゴンボールグッズも箱1つをのぞいて処分した

どれも特別なテクニックではない。小さな習慣の積み重ねが、家計改善につながった。