遊佐町から鶴岡市にかけて広がる庄内海岸林で、2025年度に確認された「松くい虫」の被害が約34万本と、前の年度と比べ3倍以上に急増したことが県の調査でわかった。
松くい虫による庄内海岸林の被害状況は、24日に県が県議会常任委員会で発表した。
県の調査によると、2025年12月末の時点で、松くい虫の被害にあった庄内海岸林の本数は62万451本にのぼる。
これは前の年度と比べて3倍以上の被害で、過去最悪を更新した。
今後の対応について、県は政府の補助などを受けながら、被害にあった木の伐採や松くい虫に強いとされる抵抗性クロマツを植えるなどの対策を行う方針。
また県は、3月に庄内海岸林の再生プロジェクト会議を立ち上げる予定で、産・学・官で話し合い、将来にわたり持続可能な庄内海岸林の再生と保全を図っていきたいとしている。