米沢市から歴史ロマンあふれる話題。戦国武将・上杉謙信の書状など、貴重な品々を紹介する展示会が上杉博物館で開かれている。

米沢藩上杉家には、鎌倉時代から大正時代までの2000点余りの古文書が残され、「上杉家文書」として国宝に指定されている。

上杉博物館で開かれている企画展には、上杉謙信や謙信の養子で米沢藩初代藩主の上杉景勝などが出した書状など41点が並び、その「書き方」や「使われた紙」に焦点を当てて紹介されている。

このうち、謙信から景勝に送られた手紙には、「上杉」の名字と、位の高い役職を名乗ることを認めることが記されている。

内容の重大さに加え、文字が書いてある紙と一緒に白紙も送るという当時の手紙の様式がそのまま残されていることも、上杉家文書の価値の高さを示している。

また、上杉軍と織田信長の軍勢が激しい攻防を繰り広げていたさなかに、景勝が家臣に送った手紙は、小さな紙に行間を詰めて文字を書き、折り目も非常に多いことから、戦地に向けて密かに手紙を運ぼうとした意図がうかがえる。

上杉博物館のコレクション展「上杉氏からの手紙~謙信・景勝・家臣たち」は、3月15日まで開かれている。

さくらんぼテレビ
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