開幕から3日間で、来場者が9000人を超えた「大ゴッホ展」。世界を魅了する名作は、子どもたちも芸術の世界に誘っている。
■「大ゴッホ展」を地元の小学生が鑑賞
福島市の福島県立美術館で2月21日から始まった「大ゴッホ展」。「自画像」や「夜のカフェテラス」などゴッホの代表作を含む74点が展示されている。
世界を魅力する名作が集まる会場を25日訪れたのは…。御山小学校に通う5・6年生の児童たち。この日のために校内で取り組まれていた“ゴッホまつり”とは?
■小学校で「ゴッホまつり」
先生「フィンセントファンゴッホさん、これが自分で書いた自画像です。出身地はオランダ。さぁ世界地図がありますがオランダ分かりますか?」
2月24日、6年生を対象に開かれた読み聞かせ。鑑賞時の学びをより深めてもらうことを目的にした”ゴッホまつり”の一環だ。
6年生の児童は「(本物は)筆の使い方などを見てみたいと思っています」「自分が知らないゴッホの絵とかを写真とか絵でよく見れたので、あしたが楽しみです」と話す。
■事前にクイズでゴッホを学ぶ
さらに図書室の本など利用してゴッホの生涯や作品の特徴を学ぶだけでなく…廊下には、学校の先生が描いた絵か、ゴッホの作品かを当てるクイズも!
御山小学校の高澤里美校長は「ゴッホっていう名前すら知らない子どもたちもいたんですが、ここに来ることでヒマワリがこんなにたくさんあるとか、ミッフィーの作者の国で生まれたんだとか、新たな発見をしていてとても嬉しそうに感じます」と話す。
■子どもたちも夢中に
そして迎えた25日当日。
鑑賞中の5年生児童:「黒はあるんだよね?」「黒はあるけど夜空に黒は使ってない」「あぁ~そういうこと」
約21年ぶりに来日した「夜のカフェテラス」をじっくりと観賞する児童たち。芸術の世界へ誘われていた。児童は「青一色くらい使ってると思っていたんですけど、色んな青を使っていてすごい工夫しているなと思いました」「写真で見ると自分でもかけそうだなと思ったけど、実物(を見ると)だとかけないなと思いました」「絵の具が光って見えました。ヒマワリの作品をもっとみたいです」などと話す。
福島市教育委員会によると、「大ゴッホ展」では市内の児童や生徒約8000人が観賞を予定しているということだ。