深刻な赤字が続いている北海道の市立室蘭総合病院を巡り、室蘭市が2027年度をめどに閉院する方針を固めたことが分かりました。
市立室蘭総合病院は、患者数の減少などから深刻な赤字が続き、24年度末までの負債は85億円となっていました。
市は25年度と26年度も病院に20億円以上を支援する予定ですが、今後も資金不足の状態が続く見通しです。
このまま支援を続けると、市が3年後には夕張市と同じ「財政再生団体」となる可能性があることから、閉院する方針を固めました。
病院は外科や小児科など20の診療科に517床がある大規模病院で、約1000人が勤務しています。
市は今後、緊急性が高い患者を扱う高度急性期などの機能を中心に製鉄記念室蘭病院と統合する方針です。