こじゃんとスポーツ、今回のテーマは柔道です。創立わずか6年で高知県勢初の全国優勝を成し遂げた南国市の柔道クラブを取材しました。

南国市の岡豊高校の柔道場を借りて練習に励む岡豊ジュニア柔道クラブ。地元・南国市だけでなく高知市や芸西村などの小中学生30人が在籍し、週4日練習に励んでいます。

指導するのは弘田恵太監督43歳です。岡豊高校・柔道部時代は全国3位にもなった実力者です。

岡豊ジュニア柔道クラブ・弘田恵太 監督:
「うちのチームは勝ちにこだわってやはり日本一になりたい、強くなりたいという子どもたちが多いです」

弘田監督は今は県教育委員会に勤務していますが岡豊高校に赴任していた6年前、柔道仲間たちとボランティアでクラブを立ち上げました。目的は少子化などで地域の町道場が減少する中、柔道を習いたい子どもの受け皿づくり。さらに小学生から高校生までの一貫指導ができる環境づくりです。

また、クラブの設立を後押ししたのが「部活動の地域移行」。授業や部活など仕事量の多い教師の負担を軽減しようと地域で部活動を支援する取り組みです。

弘田恵太 監督:
「地域化(地域移行)っていうこともあって、それなら小学校から中・高と一貫教育として指導できるんじゃないかと思いつきまして」

そんなクラブでひと際目を引く選手が。弘田監督の長女で、2025年9月に東京で行われた全日本少年柔道大会で最優秀選手の栄冠を手にした弘田莉愛さんです。

弘田莉愛さん:
「チームとか合同練習とかでたくさん仲間ができて、そこでもまたライバル心ができて、そんなところも楽しいなって思いました」

最優秀選手・莉愛さん率いる7人は小学生団体の部で県勢で初めてとなる優勝を成し遂げたのです。

弘田莉愛さん:
「今までめっちゃきつい練習をしてきてやっとこれで出し切れた感じに全員がなって、全てが終わった後にみんなでやり切ったねってみんなで泣きながら話しました。」

チームの強さの秘訣は「基本に忠実」。特に徹底しているのが「二本持って投げ切ること」。「二本持つ」とは相手の体勢を崩して投げるために相手の道着の襟と袖など2カ所をつかむことをいいます。

弘田恵太 監督:
「柔道は駆け引きが一番面白いところなんですけど、しっかり相手を崩すことが一番投げに入れるところなので二本、釣り手と引き手をしっかり持って投げ切るのが私たちのモットー」

また、上は中学3年から下は小学1年まで上級生が下級生を指導。2024年、静岡から転校してきた小6の荒木康成君はー

荒木康成君:
「男女、関係なく協力できて絆が深い大切な友達です」

小学1年の子どもを通わせる保護者は-

Qクラブの存在について
保護者:
「それはすごくありがたいです。ボランティアで先生方もやってくれているので申し訳ない気持ちもあるが、愛のある指導がいっぱい飛び交っているので私たちとしてはありがたい」

徹底した基本の指導と年齢を越えた仲間との絆がチームをさらに強くしています。みんなの今後の目標は-

荒木康成君:
「まずみんなで団体戦で全国大会に出るっていうのを目標にして、全国大会優勝ってのを狙っていきたいです」

弘田莉愛さん:
「今後は日の丸を背負って高知県を盛り上げるような応援される選手になりたい」

岡豊ジュニア柔道クラブこじゃんとえい!

高知さんさんテレビ
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