各自治体が物価高対策を検討する中、新潟県は新型コロナウイルス禍で展開されたGoToトラベル・GoToEat事業が物価高対策として行われる。新潟県民を対象にした割引支援に旅館は…現場を取材した。
GoToトラベル&Eat事業に30億5000万円計上
新型コロナウイルス禍からの需要喚起策として展開されたGoToキャンペーン。

物価高が続く中、新潟県はGoToトラベル・GoToEat事業として30億5000万円もの予算を新年度予算案に計上した。
新潟県民を対象に県内の宿泊施設や飲食店での割引を行うことで物価高への支援に充てる考えだ。
県民対象の取り組みに旅館から期待の声「ずっと望んでいた」
「新潟県の皆様に大勢おいでいただける機会をずっと望んでいた。GoToトラベルという形で実現するということで、とてもうれしい」
こう話すのは、新潟市西蒲区の岩室温泉にある老舗旅館・髙島屋の女将・髙島基子さんだ。今回の取り組みについて期待感を示している。
「新型コロナ禍の(GoToトラベルの)時は全国からお客様が来て、割引率が高かった時期もあったので、混乱も含めてトラブルも少しあった。今回は新潟県の方々が対象ということで、ゆっくりご接待できるのではないか」
もちろん、その恩恵は県民の物価高対策だけに留まらない。
「私どもの商売というのは、お肉屋さん・お魚屋さん・八百屋さん・クリーニング屋さんまで幅広い仕入れ業者さんが後ろに控えている。私どもが頑張ってお客さんにたくさんおいでいただくということは、そちらの皆様も頑張れるということになる」
県内観光地の魅力「県民に伝われば」
宿泊料金の20%・3000円を上限に支援するGoToトラベル事業。

女将の髙島さんは今回の取り組みを通し、県内の観光地の魅力が県民にさらに伝わればと期待を寄せている。
「久しぶりのGoToトラベルということで、とても期待している。岩室温泉黒湯、入ってみないとわからない良さ、食べてみないとわからないお料理のおいしさを味わいにお越しいただければと思う」
