来月に迫ったWBCワールド・ベースボール・クラシックに向け、宮崎で合宿をスタートさせた侍ジャパン。
球界を代表するスター選手や、アドバイザーを務めるダルビッシュ有投手、日本球界のレジェンド・松井秀喜さんなど、豪華メンバーが揃う中、虎の4番・佐藤輝明選手の姿も。
昨シーズン、セ・リーグのホームランと打点の2冠王に輝いた佐藤選手。松井さんも注目するその進化の裏側に迫りました。
■「ボールを自分のゾーンで捉える確率が非常に高くなった」松井秀喜さんも期待
その佐藤選手がバッティング練習を始めると…松井秀喜さんがゲージのそばにやって来ます。練習の合間には、二人で話し込むシーンも。
【松井秀喜さん】「去年、素晴らしいシーズン送られておめでとうございますという話と、自分は子供の時、タイガースファンだったよっていう話」
松井秀喜さんは佐藤選手について「パワーやスイングの強さは、今日見ただけでも感じましたし、だいぶ前に見る機会があったが、その時と比べると確実性というか、ボールを芯で捉える、自分のゾーンで捉える確率が非常に高くなった気がした」と評価します。
【松井秀喜さん】「皆さんと一緒で私もただ応援するだけですが、期待しています!」
■「もっと軽い力で、毎回同じスイングできるように」4キロの増量
オフシーズン中の取り組みについて聞かれた佐藤選手は「しっかりトレーニングを重ねて、体を強くすること」と語りました。特に注目されるのが体重の変化です。
「96キロ」から4キロ増量し、「今は100キロくらい」だという佐藤選手。増量には“ある狙い”がありました。
【佐藤輝明選手】「軽く打っても同じ飛距離飛ばせるんで。もっと楽にプレーしたいというか、思いっきりバット振るんじゃなくて、もっと軽い力で、毎回同じスイングできるように、そこが狙いですね」
■理想のバッティングに近づくため、映像で分析も
実際、阪神の春季キャンプ中にも、軽くバットを振っているように見えて、悠々と柵越えを連発。さらに理想のバッティングに近づくため、映像で自らを分析するなど、着々と準備を続けています。
【佐藤輝明選手】「もっと上を目指すためには必要な事ですし、自分で修正できるようになると、より楽になる。客観的に見て感覚だけじゃなくて、何がよくて何が悪いのかわからないと修正もできないんで、そこはだいぶ成長したかなと思います」
【橋本和花子キャスター】「スマートフォンも動画だらけですか?」
【佐藤輝明選手】「もちろん」
■印象に残っているWBCの大会は「第2回大会の優勝」 憧れの舞台に「楽しみ」
いよいよ来月に迫った、WBC。世界の舞台へ挑む、佐藤選手の“思い”とは。
【佐藤輝明選手】「小さい頃から見てましたし、優勝も何回もしているんで、憧れの舞台ではあります」
特に印象に残っているのは「第2回大会の優勝」だと話します。
【佐藤輝明選手】「第2回大会ですね。やっぱり。2回目の優勝。あの決勝戦ね、韓国戦。イチローさんが最後決めるっていうそのシーンがかっこいいなと思って。もともと好きでしたけどやっぱり、よりすごいなって思った。そういう瞬間でした」
当時のイチロー選手の影響も強く受けていたようです。
【佐藤輝明選手】「打ち方とか、バッターボックスに入る時の動きとか、すごい真似してましたね。真似してたんですけど、タイプ的には違う選手になっちゃいましたね(笑)」
【橋本和花子キャスター】「そんなイチローさんと来月同じ舞台に立つ自分を想像するとどうですか?」
【佐藤輝明選手】「もちろんその場に立てばプレッシャーだったり、緊張感っていうのはすごいあると思うんですけど、今の時点では一流の選手たちとチームメイトで、一流の選手たちと対戦できてすごく楽しみではありますね」
侍ジャパンの一員として世界の舞台に挑む佐藤輝明選手。WBCでどのようなプレーを見せてくれるのでしょうか。
(関西テレビ「newsランナー」 2026年2月16日放送)