暮らしを直撃する記録的な大雪。
前代未聞の状況に北海道札幌市は。
「生活道路の緊急排雪を実施することといたしました」(札幌市 秋元克広市長)
急ピッチで進められる緊急排雪。
2月中に終える予定だが…。

「札幌市内、ホワイトアウトで見通しがききません。また雪山は高くなっています」(八木隆太郎フィールドキャスター)
2月19日に再び、札幌市は猛吹雪に見舞われた。
「最後にこんなに大雪が降ってうんざりです」(札幌市民)
次から次へと降る雪に、なくならない雪山。
札幌市の除排雪の現場を取材した。

堆積場には大量の雪
生活道路の緊急排雪が急ピッチで行われる中、その雪の行き場はどうなっているのか?
「札幌市北区の篠路町の堆積場です。日中ですが雪を大量に載せたトラックが続々と入って行きます。積まれた雪は山のようになっていて、高さはビルの6~7階くらいになるでしょうか。大量の雪です」(八木フィールドキャスター)

札幌市内各地から運ばれてくる雪の山。
こちらの堆積場は132万立方メートルの受け入れが可能ですが、既にいっぱいに近づいている。

札幌市中心部に近い堆積場では満杯になり、閉鎖された場所も出ている。

札幌駅の地下に「巨大融雪槽」
札幌市中心部の排雪を効率的に行うため利用されているのが、巨大融雪槽。
JR札幌駅北口の地下に設置され、水温は40度ほど。
1日にダンプカー290台分の処理が可能だ。

さらに、札幌市白石区では。
「2027年の稼働に向けた新たな融雪槽の建設が間もなく始まります。排水の熱を利用して、雪を溶かすということです」(八木フィールドキャスター)
新たな融雪槽の建設も予定されている。

緊急排雪に立ちはだかる壁
緊急排雪を効率よく進める上で、このような雪の処理の他にも立ちはだかる壁がある。
それは…。
「今まで行っていたパートナーシップ排雪は、生活道路全体3800kmうちの約7割だった。今回の緊急排雪は全部を対象にするので、今まで作業したことがない道路でも進めることになる。ごみステーションや消火栓など、雪の中に埋まっている障害物が事故につながることもあるので慎重な作業になる」(札幌市雪対策室 櫛井竜二事業課長)

今まで作業を行ったことがない生活道路も対象となるため、過去のデータやノウハウが存在しない。
ひとつひとつ確認しながら進めるため、作業に時間がかかるのだ。
緊急排雪は予定通り、2月中に終了するのだろうか。
