お得な上に、食品ロスの削減もできる一石二鳥なサービスが、いま続々と登場している。
どんなものがあるのかご紹介。

ローソンが値引き商品をスマホに通知

まずは、10月2日からローソンとKDDIが共同で開始している実証実験。

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お店の近くに行ってみると、スマホのアプリに通知が表示された。
「下記ローソン3店舗限定でお得。売り切り商品20%引き」と書かれている。

これは、位置情報などのデータを提供している人に、消費期限の迫った値引き商品の情報を通知するというサービス。

店舗の中に入ってみると…

記者:
実際にパンが20%引きになっています

このサービスは現在、埼玉県内の10店舗で実施中。2021年度中には全国すべての店舗への導入を目指している。

イオンフードスタイルの新技術 消費期限が約4倍に

続いては、ダイエーが運営する大型スーパー「イオンフードスタイル」。

売り場に行ってみると…

めざまし取材班:
お肉に沿うようにフィルムが張り付いています

陳列されていたのは、ピタッとくっついたフィルムで包装された肉。
これは、「真空スキンパック包装」という空気をほとんど入れずに包装できる新しい技術。

空気に触れないため劣化が遅くなり、消費期限が通常の約4倍になる商品もある。(※牛肉の場合、通常3日の消費期限が13日に)

さらに…

ダイエー 関東事業本部 畜産部 黒田朗部長:
熟成が進みますので、よりおいしく食べられると思っています

肉の熟成が進み、うま味成分が増えておいしくなるという効果も。
ダイエーでは、2020年5月から全店舗でこの技術の導入を開始している。

ファミレスのお持ち帰り容器

続いては、9月10日よりガスト、バーミヤン、ジョナサンで開始されたサービス。

お店で食べきれない…という時には、卓上にあるタブレット端末の「お持ち帰り容器」ボタンをタッチ!

容器を無料で提供してくれるため、余った食事を気軽に家へ持ち帰ることができる。

(「めざましテレビ」10月27日放送分より)