自宅に「災害グッズ」の備えはあるだろうか?

9月の北海道地震の際には停電に伴って「ガスコンロでごはんを炊く方法」を解説したイラストが拡散されたり、最近ではJA北大阪が開発した、缶入りで5年間保存できる「飲めるごはん」が話題になるなど、災害時にまず気にかかるのは、やはり「食」のこと。
今回は、今や定番の「乾パン」や「ビスケット」だけではなく種類も豊富になってきているという「保存食」の売れ筋ランキングを、ネット通販大手・Amazonからご紹介したい。(9月27日現在のランキング)
 

備えあれば憂いなし!便利な保存食

1位は「井村屋 えいようかん 5本」(税込434円)。

 
この記事の画像(11枚)

1本あたり171kcalで、サッと手軽にカロリー補給できる練羊羹は、アレルギー物質を含んでいないため誰でも食べられて安心。
実際に食べてみたという人からは「甘すぎず食べやすい。パッケージを開けてもベタつかないので、避難所で食べるのにピッタリ」というレビューも。
コンパクトなサイズのため、防災グッズの中にひとつ入れておくと便利かもしれない。

2位は「カゴメ 野菜の保存食セット」(税込3,450円)。

 

災害時の食事で不足しがちな野菜をたっぷり摂れる、野菜ジュース6缶と3種類の野菜スープ6パックの保存食セット。
スープは温めずに常温で食べることも可能なため、レンジやコンロが使えない非常時にも安心だ。
災害時の食事にも『美味しさ』と『種類』を」というコンセプトで作られたこちら、レビューにも「非常時においしいものが食べられたら安心する」との声が。

3位は「アルファ米 100g×5食」(税込1,680円)。

 

「アルファ米」とは、一度炊いたごはんを急速乾燥させ、水やお湯をかければすぐに食べられる状態にしたお米のこと。
1パック100g入りだが、水を注ぐと260gになり、おにぎり約2個分ほどのボリュームになるのだという。
こちらの「アルファ米」シリーズは、他にも粥や五目ごはん、山菜おこわなどバリエーション色々で、スプーン付きのため「すぐに食べられて便利」とのレビューも。

定番の「缶入り」食品が多数ランクイン

長期保存できるものだけでなく、栄養面やおいしさなど、プラスアルファの部分も考えられた商品が並んだ、保存食ランキング。
4位以下はご覧の通り。

4位「江崎グリコ ビスコ 保存缶」(税込880円)

 

5位「尾西食品 携帯おにぎり×15個」(税込2,280円)

 

6位「三立 カンパン」(税込1,108円)

 

7位「保存缶 醤油せんべい」(税込485円)

 

8位「東ハト ハーベスト保存缶」(税込900円)

 

9位「ケイ・エフ・ジー 純天然アルカリ保存水 2L×6本」(税込1,677円)

 

10位「備蓄用・保存用米飯 200g 6食」(税込1,100円)

 

今回のランキングで目立ったのは様々な味のバリエーションがある保存食。
どの商品にも「非常時だからこそ美味しいものを食べて安心したい!」というレビューが多く、手軽さだけでなく、味のクオリティも求められているようだ。

常識が通用しない"自然災害"が続いている日本で、「備えすぎ」ということはない。
備えあれば憂いなし。この機会に、ぜひ一度自宅の備えを確認してほしい。