北朝鮮の金正恩総書記の妹、金与正 党総務部長は、米中首脳が北朝鮮の非核化を共通目標と確認したとするアメリカ側の見解について、「虚偽だ」と主張しました。
北朝鮮メディアによりますと、金与正氏は6日に発表した談話で、5月の米中首脳会談で北朝鮮の非核化が共通目標として再確認されたとするアメリカ側の説明について、「虚偽だ」と反発しました。
そのうえで、「核保有国としての地位は絶対に譲れない一線だ」と主張し、「そのような事実の有無について最も正確な情報を持っている」と、中国側に確認した可能性も示唆しています。
こうした中、北朝鮮メディアは7日、金正恩総書記が軍需工場を視察し、弾道ミサイルや巡航ミサイルの生産能力を、2026年から始まる国防5カ年計画の期間内に2.5倍へ拡大する方針を示したと伝えました。
中国の習近平国家主席は8日から7年ぶりに北朝鮮を訪れ金総書記と会談する予定です。
北朝鮮は習主席の訪朝を前に、非核化に応じない姿勢と軍事力強化の方針を改めて鮮明にした形です。