北欧・ノルウェーの王女が先週末、結婚式を挙げたのだが、王女の結婚相手である自称・霊媒師のアメリカ人男性を巡り、物議を醸している。

王女「天使と会話ができる」 霊媒師「前世はファラオ」

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8月31日、ノルウェーの人気観光スポット・ガイランゲルで結婚式が行われた。花嫁はノルウェーのマッタ・ルイーセ王女(52)。そして夫となるのは、霊媒師を自称しているアメリカ人、デュレク・ベレット氏(49)だ。

参列者:キスしてください!(イエーイ!きゃー!)

結婚式には、ノルウェーの国王や女王をはじめ、約350人が出席して盛大に祝福。

一方、2人を巡ってはルイーセ王女が「天使と会話ができる」などと主張。

またベレット氏は、「自分の前世は、古代エジプトの王・ファラオ」と述べ、死者と話すことなどを教えるオンライン講座を行うなど、話題を呼んできた。

「王室を利用し営利活動」と批判

これまでベレット氏はSNSに太鼓のような物を鳴らし、何かを唱える動画を掲載している。また他の動画では、“癒やしと幸福”のためだとするダンスのような動きも見られる。さらには、霊を呼びよせ、女性を癒やしていると主張する動画などが掲載されている。

さらには、持っているだけで体が良くなると主張するメダルを、222ドル、日本円でおよそ3万2000円で販売し、ホームページでは、効果が異なるという8色のメダルが販売されています。

ベレット氏:
彼女は最高に素晴らしい女性で、最高にゴージャスな女性だと思うし彼女と結婚できてとてもうれしい。

ルイーセ王女は王位継承権第4位の王族だが、2022年にベレット氏との婚約を発表したあと、公務から離脱した。

これまでにも「王室を利用して営利活動を行っている」と批判されてきた2人。

ノルウェー国民の間では、結婚は「2人とってはいいこと」「ほとんどの国民はこの結婚が不名誉なことだと思っている」など賛否が分かれている。
(「イット!」9月2日放送より)

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