衆院選の投票日まであと3日となりました。
選挙区ごとに候補者の動きをお伝えするシリーズ、今回は4区です。
ごらんの4人が立候補し、自民党の前職に3人の新人が挑む構図となっています。
参政・新 桐原郁生候補(57)
「私は税制を守ろうとはしない。必要があれば税制を考えていく。しかしながら、一番守らないといけないのは国民の皆さんではないか。消費税を守る前に国民を守ろう」
参政党の新人、桐原郁生さんは沖永良部島・知名町の出身。
介護施設の経営相談や介護指導の仕事をしていて、10年ほど霧島市で暮らしていた経緯から、4区からの出馬を決意した。
Q.スポーティーですね
桐原郁生候補
「走ります。奥に車が入っていけないので走るしかない」
選挙戦を「楽しい」と話す桐原さん。
消費税の減税と積極財政を訴える。
国民・新 中村寿候補(59)
「国民民主党は生活者の目線に立って、皆さんの生活を大事に思い、そして少しでも手取りを増やして生活を豊かにする政策実現政党です」
国政選挙では県内の選挙区で初めて国民民主党の公認候補として立候補した、新人の中村寿さんは出身地の志布志市で出陣式を開いた。
本業はアパレル会社や貿易会社の経営。
得意分野を生かし、国政では鹿児島の特産品を売って地域の人たちの所得を上げる仕組みをつくりたいと意気込む。
中村寿候補
「私は海外とずっと商売してきたし、中国語もしゃべれる。トップセールスマンになって鹿児島のいいもの、特産品を輸出して、しっかりと利益を上げて生産者に還元していく」
社民・新 伊藤周平候補(65)
「今、生活苦を理由にした自殺がどんどん増えている、命を奪っている。私はこれは政治の責任だと思う。命を奪う政治なんて絶対許せません」
社民党の新人、伊藤周平さんは鹿児島大学の教授で社会保障の専門家だ。
研究者として長年培ってきた専門知識を国会で生かしたいと意気込んでいる。
そんな伊藤さんに社民党からの出馬を選んだ理由を聞いてみた。
伊藤周平候補
「防衛費を増やして社会保障費を削っている。今の現状に対してすごい疑問を持っている。平和と福祉を掲げた社民党になる」
自民・前8 森山裕候補(80)
「(消費税減税の議論は)消費税に代わる財源をどう担保するか並行して議論することが大事」
自民党の前職、森山裕さんは石破政権のもとで幹事長を務めるなど、党の重鎮としての存在感を誇る。
建設業や農協など幅広い団体から推薦を受け、組織戦を展開。
80歳という年齢を懸念する有権者もいるが「自民党だから」ではなく「森山さんだから」と支持する人も多いという。
森山裕候補
「多党化になって初めての選挙。県民の皆さんの賢明な選択をお願いしたい」
そんな衆院選8選全勝の前職に、3人の新人が戦いを挑む構図となった鹿児島4区。
参政党の桐原さんのもとには公示後、さっそく神谷代表が応援入り。
参政党・神谷宗幣代表
「西から鹿児島からも日本の政治を変える風を起こしてください」
国民民主党の中村さんのもとには、4日、古川代表代行が駆けつけた。
国民民主党・古川元久代表代行
「ぜひ皆さんの一票という形で応えていただけないか、中村候補とともに」
社民党の福島党首は伊藤さんの応援のため、選挙期間中だけで2度、鹿児島入りしている。
社民党・福島瑞穂党首
「鹿児島4区は伊藤候補。鹿児島大学の社会保障のスペシャリスト」
一方、森山さんにとっても旧5区時代を含め4人で戦うのは初めてだ。
森山裕候補
「主権者の皆さんからすると選択肢が広がる訳ですから、それはそれでいいと思います」
霧島市から大隅、種子島・屋久島と広範囲に及ぶ4区。
鹿屋航空基地の運用や馬毛島の自衛隊基地整備など国防の拠点を抱えるエリアでもある。
各候補はその点をどう考えているのか。
参政・新 桐原郁生候補
「将来訪れるであろう騒音、振動といった問題がどのようになっていくか確認していきたい。(馬毛島に関して)今の方向性に問題はない」
国民・新 中村寿候補
「現在、馬毛島では滑走路が整備されている。何千人もの作業員が現場で作業を進めている。状況を見守っていきたい」
社民・新 伊藤周平候補
「ある意味、有事の時に標的になる。住んでいる人たちの安全を脅かすことになる。(軍事を)拡大するのではなく、話し合いで平和を構築する、憲法に書いてある」
自民・前8 森山裕候補
「種子島の皆さんの理解を頂いて、工事が進んでいることはありがたいこと。適切な場所に対応ができたことはありがたいこと」
過去最多の4人による選挙戦が展開される4区。
有権者の選択が注目される。
KTSではホームページに衆院選の特設サイトを開設しています。
各候補の出陣式での第一声のノーカット映像やこれまでに放送した衆院選関連のニュースを掲載しています。
ぜひごらんください。