投票日が迫る衆院選。
函館市などの北海道8区は、自民党と中道改革連合の候補が一騎打ち。
北海道内随一の激戦区となっています。
真冬の寒さの中での、熱い戦いを追いました。
当選6回、中道改革連合の前職・逢坂誠二候補です。
選挙戦は雪の中。
窓から手を振る際には、手袋などの防寒対策が欠かせません。
街頭演説をしている最中にも、どんどん雪が積もっていきます。
上着を重ね着し、ズボンは冬山登山用です。
「まだ寒いようだったら、この上に履くオーバーズボンも用意している。もう1枚上に着るダウンベストも用意している。それでも寒いんだったら、どうにもならない」(中道 逢坂 誠二 候補)
対するのは自民党の前職・向山淳候補です。
前回の衆院選では選挙区で落選しましたが、比例復活を遂げました。
悪路を進む街宣車に、窓から雪が吹き込みます。
寒さ対策のため、保温機能のついたボックスに温かい飲み物を。
カイロは10箱も用意しました。
「中に着るダウン、ひざかけ、手袋、耳や顔を守るものを途中でするかもしれない。あとで1枚着るかも」(自民 向山 淳 候補)
FNNが行った中盤情勢調査では、2人はほぼ横一線。
北海道内随一の激戦区となっています。
「この地域には数々の未来があります。若い方々が集う、ここに来れば素晴らしい街だと、賃金が上がっていくような地域をつくっていきたい」(自民 向山候補)
大混戦の中、向山候補に力強い援軍が。
絶大な知名度を誇る大泉潤函館市長です。
大泉市長は初当選した3年前の市長選で逢坂候補の支援を受けましたが、今回は向山候補の支援に回りました。
「向山淳を皆さんで押し上げてください!」(大泉 潤 函館市長)
この他にも自民党本部から小林政調会長や麻生副総裁など大物が応援に駆けつけ、接戦をものにしようと必死です。
「今の政府の物価高対策が何も機能していない。遅すぎる、小さすぎる、決断力がない。ひとりひとりの皆さんのための生活者ファーストの政治、そして平和を守る」(中道 逢坂候補)
対する逢坂候補は立憲民主党で代表代行を務め、現在は中道改革連合の選挙対策委員会事務局長の要職にあります。
大物の応援などには頼れない立場にあります。
北海道内の中道関係者からは「党の役員なのだから、1人で勝ってもらわないと。テコ入れで増員はできない」との声も聞かれます。
激しい競り合い、ベテランの戦いが続きます。
「この時期の選挙なんだという思いもあるかもしれませんけど、決められた選挙ですからがっちりと戦ってまいります」(中道 逢坂候補)
混戦から抜け出し一騎打ちを制するのは、どちらなのでしょうか。
函館市などの道8区は大変な混戦となっているようです。
有名な俳優の兄であり、絶大な知名度を誇る大泉函館市長の動向が注目されます。
3年前の市長選では逢坂候補が大泉市長を支援し初当選となりましたが、今回の衆院選では大泉市長は対立候補の向山候補を支援しています。
複雑な三角関係とも言えますが、現状は2人の候補はほぼ横一線と見られており、熾烈な戦いとなりそうです。