衆議院選挙の投開票が迫るなか、愛媛県でも各候補が舌戦を繰り広げています。なかでも激戦が伝えられるのが愛媛2区。過去の選挙戦でも激しく競り合ってきた中道の前職と自民・元職の戦いに、参政の新人が割って入る三つ巴の構図です。
自民党・元 井原巧候補:
「若者をここにとどめ、そして人が増え、福祉も充実できる街を取り戻していこうではありませんか」
自民党で元職の井原巧さん(62)。愛媛県の県議や四国中央市長を務めたあと、参議院議員を1期、衆議院を1期務めました。
前回の衆院選では、政治とカネの問題による自民党への逆風を受け落選。井原さん自身も政治資金報告書の不記載により比例代表での重複立候補が認められず、復活当選も叶いませんでした。今回は高市政権の高い支持率を追い風に議席奪還を目指します。
井原候補:
「住民は家族である。国民は家族である。そういう思いで今の生活の暮らしや地方の状況をしっかりと見ていって何とかしたい、何とかしよう」
今回は選挙に向け、地域のイベントに積極的に参加するほか、地域ごとに座談会を開くなど顔が見える活動を展開。1月29日は大票田の今治市で演説会を開きました。
井原候補:
「高市政権には積極的な変化の時に財政出動をすることは私は賛意を示す一人。このチャンスを今治、上島愛媛2区は逃すわけにはいきません」
演説会では、高市政権が責任ある積極財政を打ち出し、「造船」を重点投資分野と位置づけたことに触れ、実行できる政治を進めると強調しました。
そして小泉進次郎防衛大臣からもビデオメッセージが届きました。
小泉進次郎氏メッセージ:
「防衛大臣の小泉進次郎です。安全保障政策が決して揺らいでならないこのタイミングで、どうか愛媛2区のみなさん、井原巧さんに皆さんの一票を預けてください」
また、政治家として古くからの仲である中村知事も別の日に応援にかけつけ、「県、市、国全てを経験した井原さんの特異な経験がまさに必要」とし、深刻化する地方の課題解決を掲げ、井原さんの国政復帰を訴えました。
井原さんは「人口減少のなか、地方に元気がなければ、日本の再活性化はない」と話し、地方に元気を取り戻す思いを訴えています。
参政党・新人の原田慎太郎さん(36)は、ゆかりがあるという四国中央市を1月29日に回りました。
参政党・新 原田慎太郎候補:
「祖母の家もありましたので、小さな頃から良く来させていただいた所であります」
原田さんは松山市出身の36歳。参政党・神谷宗幣代表の元秘書で、去年の参院選に立候補し落選。今回の衆院選では当初、愛媛1区から立候補する予定だったものの、急きょ愛媛2区からの出馬に切り替えました。東予には参政党の市議が3人いて、協力しながら、街頭演説を繰り返します。
原田候補:
「将来に希望をもって頑張っている子どもたち、彼らにもっと希望を持ってもらえるようなそんな日本にしていきませんか。そのためには今を生きる大人たちが真剣に日本の将来に向き合わないといけないんです」
原田さん自身も二児の父親。子育て世代の代表として、減税や社会保険料の抑制による国民負担率の引き下げを訴え、支持の拡大を狙います。
また移動の合間にはSNSで投稿し、活動をアピールしています。
そして1月30日には神谷代表の応援に駆け付けました。
神谷宗幣代表:
「四国で一番力をいれているのは愛媛2区です。その他の選挙区の皆さんは愛媛2区の原田慎太郎を通すために、今この寒い瞬間も、一生懸命やってくれてるんですよ!」
原田さんは去年夏の参院選や党職員として東予を回った経験を活かし、「政治を身近に」と浸透を図っていて、「住民が感じている不満や日頃の生活に対する不安なども、しっかりと聞いて国政に届ける」と意気込みを示しています。
中道改革連合・前 白石洋一候補:
「この選挙戦を通じて、今の政治を生活者ファーストの政治に転換する。そういう機会にしていきたいんです」
中道改革連合で前職の白石洋一さん(62)。立憲民主党と公明党が立ち上げた新党に参加し、5期目に挑みます。
白石候補:
「働くものの立場に立った政治を実現する。これを別の言葉『中道』という言葉になりましたが、目指すところは同じです」
1月29日も街宣車で走って街頭演説。自身の持ち味は地域をくまなく回り、生活者の声を拾い集めることとと話します。
白石候補:
「食料品の上がり方は急激で、しかもエンゲル係数が上がって中低所得者にきついんです。だから食料品消費税ゼロ。これを恒久的にやる」
連日開く演説会では「食料品の消費税ゼロ」「給付付き税額控除の実現」を通し、「格差を是正し生活を底上げする」と訴えています。
公明党主催の集会にはゲストとして参加しました。
公明党・竹谷とし子代表:
「この愛媛2区で何としても白石洋一さん勝たせていただいて、新しい政治の選択肢を中道が作ってまいります」
選挙選の中盤には中道改革連合の野田共同代表らが急きょ、応援入りしました。
野田佳彦共同代表:
「自分の足で歩いて、生活者の困っていることをよく聞いてそれを政治に反映する。 ずっとやってきた人が白石洋一さんです。まさに生活者ファーストの体現をしている人だと思います」
白石さんは今回の解散を「自己都合解散」と批判。中道の理念をアピールし、政権交代の実現を指します。また「解散は中道勢力結集のチャンス。残り少ない日数を全力でこの愛媛2区駆け巡り、生活者ファーストでやっていく」と意気込みを示しています。
#愛媛県 #衆院選 #解散総選挙 #選挙 #愛媛2区 #自民党 #井原巧 #小泉進次郎 #参政党 #原田慎太郎 #神谷宗幣 #中道改革連合 #白石洋一 #野田佳彦