愛媛県内の女性がウソの取引きをでっち上げられ、多額の被害にあった詐欺事件で、福岡県の会社の実質的な代表だった男が、別の人からも出資金を口実に約1400万円をだまし取った疑いで、4日に再逮捕されました。県内だけでも20人以上から、あわせて2億円近くの出資金を集めていたとみられ、警察が事件の全容の解明を進めています。
詐欺の疑いで再逮捕されたのは、福岡県福岡市に住む韓国人で運送業の中村哲こと孫チョル容疑者(53)です。
警察の調べによりますと、孫容疑者は当時、事業者から売掛金を買い取って、取引先の支払いを代わりに受け取るファクタリング会社の実質的な代表。今治市内でおととし3月、男性(50代)に実在しない取引きをでっち上げて、「利益を上乗せして返す」などとウソを説明し、出資金を口実に現金1400万円をだまし取った疑いがもたれています。
実際には会社の事業資金が足りず、出資されたお金を事業に使うつもりはなかったとしています。
孫容疑者はこれまでに、愛媛県内の女性から約2000万円をだまし取った疑いで逮捕。警察は男性から被害届を受けていて、余罪の捜査で今回の容疑を固めました。
孫容疑者は、男性と知人の紹介で知り合っていて、容疑の認否は明らかにされていません。
愛媛県内では20人以上からあわせて2億円近くの出資金を集めていたと見られていて、警察が事件の全容の解明を進めています。
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