今年の干支「午」にちなんだ山を訪ね、富山県朝日町に位置する馬鬣山(ばりょうざん)を登った。

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干支にちなんだ山へ

その年の干支の名がつく山に登る「干支登山」。午年にふさわしく、馬の「鬣(たてがみ)」という文字が名前に入る馬鬣山が選んだ。大雪の後にもかかわらず、整備された中部北陸自然歩道にはしっかりとトレースが残されていた。

明治天皇が名付けた山の由来

馬鬣山の名前の由来は明治時代にさかのぼる。明治11年、明治天皇が巡幸の折にこの山を眺め、尾根に立ち並ぶアカマツの様子を「馬の鬣のよう」と例えたことから、この山名が生まれたという。今も残るアカマツの木々は、常緑樹の緑と雪のコントラストを作り出し、美しい景観を形作っている。

雪山からの眺望

見晴らしの良い展望台からは、雪模様の天気であったものの、その切れ間に雪化粧した黒部川扇状地を眺めることができた。さらに30分ほど登ると、地元で奥馬鬣山と呼ばれるもう一つのピークに到達する。

小さな春の訪れ

山頂近くでは、季節を先取りする小さな花との出会いがあった。春の訪れを一番乗りで告げると言われる「マンサク」。数ミリほどの小さな蕾から黄色い花がほころび始めていた。今年の干支の山で見つけた小さな春の息吹は、訪れた者に新たな季節の到来を静かに告げていた。

(富山テレビ放送)

富山テレビ
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