大雪のピークは過ぎたが、平年を上回る積雪により新潟県内で建物の倒壊が相次いでいる。新潟県上越市で住宅が倒壊し、1人が死亡。柏崎市で車庫の下敷きになり1人が意識不明の重体となっている。
高市首相が必要な支援を指示
2月3日朝に開かれた大雪に関する関係閣僚会議。
2日、新潟県内を訪れていた高市首相はこの週末、再び大雪が予想されていることから 「今なすべきことを主体的に検討し、先手、先手で今後の被害防止等に万全を期するとともに必要な支援を講じていただきたい」と対応を指示した。
政府が注意を呼びかけるのは、除雪作業中の事故など大雪による被害だ。 今冬、すでに死傷者が144人に上っている新潟県内。さらに積雪の増加により建物倒壊の危険性も高まっている。
雪の重みで建物の倒壊相次ぐ
3日午前6時ごろ、柏崎市与板で「近所の家が雪で倒壊している」と警察に通報があった。

雪で倒壊したのは住宅の車庫で、現場にかけつけた警察がこの住宅に住む54歳の男性が下敷きになっているのを発見。病院に運ばれたが、意識不明の重体となっている。
車庫の倒壊があった地域には他にも屋根の上に大量の雪が残る住宅が…
近くに住む人は 「最近というか、今年は多い。去年もおととしも雪は少なかった。今年は異常。とにかく連日降っていたから」 と話す。

高齢化の進む地域では屋根の雪下ろしや除雪作業を担う人手が足りないのが現状だ。
上越市三和区でも雪で住宅が倒壊。男性1人が下敷きになっているのが見つかった。 この家に1人で住む68歳の男性と見られていて、その場で死亡が確認されている。
長岡市では繁華街のアーケードが倒壊
一方、長岡市では2月2日夜雪の重みで繁華街のアーケードが倒壊。

幸いケガ人はいなかったが、長岡市の一部地域では住宅倒壊の恐れが高まっているとして、県は2日の小千谷市・魚沼市に続き、長岡市にも災害救助法の適用を決めた。
これにより、市が実施する除雪などにかかる費用を国と県が負担することになる。 2月4日、5日は気温の高い状態となるが、この週末は再び強い寒気が流れ込み、大雪となる恐れがあるため注意が必要だ。
