ウクライナのゼレンスキー大統領は、1月中旬以降から続いているロシア軍によるエネルギー施設への攻撃について、「ロシアが攻撃しないのであれば、ウクライナ側も攻撃しない」と述べました。
ウクライナの地元メディアによりますと、ゼレンスキー大統領は30日、ロシアとの間でエネルギー施設への攻撃停止に関する正式な合意はないとした上で、相互に攻撃を控える用意があるとの考えを示しました。
ウクライナでは1月中旬以降、ロシア軍によるエネルギー施設への攻撃が続き、各地で大規模な停電が起きています。
首都キーウでは、一時100万人以上が停電の影響を受け、4000棟以上で暖房設備が停止したということです。
エネルギー省は29日、「依然として電力不足が続いている」とした上で、キーウで計画停電を実施すると明らかにしました。
一方、UAE(アラブ首長国連邦)で2月1日に予定されているウクライナとアメリカ、ロシアの3者による和平協議について、ゼレンスキー氏は「アメリカとイランをめぐる情勢を踏まえ、会談の日程や場所が変更される可能性がある」と述べ、調整が続いているとの認識を示しました。
また、アメリカが取得に関心を示しているグリーンランドについては「将来、他国の領土を奪い、その後で法的に承認する前例として利用される可能性がる」として懸念を示しました。