障害のあるアーティストたちとのコラボで注目を集めている「ヘラルボニー」。

活動をより社会に根付かせるための新たな取り組みが発表されました。

スカーフやタンブラー、色鮮やかな柄があしらわれるのは、“福祉”からビジネスを生み出すブランド「ヘラルボニー」のアイテム。

国内外の障害のある作家とライセンス契約を結び、アート作品を様々なものにデザインとして反映させています。

そんな彼らが、力を入れるのが「異彩の日」。

これは、ヘラルボニーが1月31日に制定している記念日で、「すべての人が互いの“ちがい”を尊重し、認め合う世界を目指す日」とされています。

この「異彩の日」を広く社会に根付かせていこうと、経済誌フォーブスジャパンとの共同声明が発表されました。

ヘラルボニー・松田崇弥代表取締役Co-CEO:
「WHO IS THE TRUE“INFLUENCER”?(真のインフルエンサーとは誰?)」という言葉を掲げさせていただいております。

「一過性のものではなく、長期的に社会に影響を与える力を目指したい」会場には、そんな思いが込められたメッセージや、作家たちのポスターなどが並びます。

ヘラルボニー契約作家・浅野春香さん:
作品1枚1枚が私の子どもで、その子たちが巣立って活躍していくのをみるととてもうれしい。

さらに、広く知ってもらうための取り組みも。

「フォーブスジャパン」の別冊として刊行された「ヘラルボニー現象」です。

作家たちの制作現場や、企業とのコラボレーション事例など、これまでヘラルボニーが社会に起こしてきたムーブメントが特集されています。

ForbesJAPAN・藤吉雅春編集長:
障害者・福祉・アート、いろんなジャンルをIPビジネス(知的財産ビジネス)で融合しているところが。本当にこの社会が必要としている仕組みづくりができる起業家が登場した、これは画期的なことではないか。

ヘラルボニー・松田崇弥代表取締役Co-CEO:
「支援」すべき人のアートとして見られているわけではなくて、「あなたと組みたいの」という形で指名をもらっている。障害があるという理由はあまりなくて、一緒になってやっていけるのが強さ、社会を変えるきっかけ。

ちがいを尊重し合う価値観を、新しい文化へ。

その一歩が、踏み出されています。