外はカリッ。中はホクホクのフライドポテト。
2歳の男の子も一口食べれば「おいしい」と満足気な様子。

ステーキやハンバーグがメインの「ガーデンテラス New York Grill SYOCA」では、フライドポテトは欠かすことのできない名脇役です。

訪れた客も「やっぱりステーキと言ったらポテトという感じがするので、いっぱいのっててうれしいです」「ポテトもサクサク、外カリカリ、中ホクホク。おいしいです」と話していました。

店自慢の肉料理を引き立てるフライドポテトには、岩手県産のジャガイモを使用。

ただし、店で人気のフライドポテト食べ放題のコースでは、産地の異なるポテトを使っているとか。

SYOCA・片岡江里子マネージャーは「価格のこともあるけど、食べ放題の方は大きさも違うので、細いアメリカのポテトの方がお子さまも食べやすいので、ランチとか食べ放題に使っています」と話し、ステーキの付け合わせには国産を使用する一方、ランチや食べ放題にはアメリカ産を使用しているといいます。

東京都中央卸売市場のジャガイモの最新卸売価格は1kg当たり314円で、平年と比べ約6割も上昇中。
店の仕入れ値も2割上がったといいます。

それでも、片岡マネージャーは「(ジャガイモの価格が)上がってはいるけど、リピーターさんからの需要が多いので、(食べ放題を)辞めようと思ったことはないですね」と話します。

そうした中、カルビーと湖池屋は2月からポテトチップスの価格を順次引き上げると発表。

さらに、ジャガイモを使った人気の品といえば、揚げたてホクホクのコロッケです。

千葉・浦安市にある「MARUYA」ではジャガイモをゆでて、つぶして、衣をつけて、と手間暇かけて作ったコロッケが1個60円。

コロッケをカレーにトッピングした男性客は「60円なのでトッピングしたくなっちゃう」と話し、また別の女性客も「コロッケがすごくおいしい。コロッケ、メンチカツ、春巻きはいつも買って帰る」と話していました。

店の名前を冠した看板メニューの「マルヤ コロッケ」もジャガイモの高騰から逃れることはできません。

現在、店で使っているジャガイモは小さいサイズだといいますが、店が欲しいサイズのジャガイモと比べると、だいぶ小ぶりです。

MARUYA店主・下河原剛さん:
小さいから、数が多いから皮の量も多くなっちゃう。時間も3倍かかる、ちっちゃいと。大変だよ。

ついに店主は、2月からコロッケを1個60円から70円に値上げすることを決断せざるを得なくなったといいます。

MARUYA店主・下河原剛さん:
コロッケ1個買う人はいない。コロッケ10個買えば100円アップ。やっぱり怖い、お店やってると。値上げして客が少なくなるのは一番悲しいから。

苦渋の決断だという10円の値上げ。
店は自慢の味を守り続けます。

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「経済部」は、「日本や世界の経済」を、多角的にウォッチする部。「生活者の目線」を忘れずに、政府の経済政策や企業の活動、株価や為替の動きなどを継続的に定点観測し、時に深堀りすることで、日本社会の「今」を「経済の視点」から浮き彫りにしていく役割を担っている。
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