11年の歳月をかけ、約100年前の洋館が蘇りました。
長崎市大浦町にある旧長崎英国領事館が30日にオープンし、日本とイギリス、そして地域の人たちが華やかな居留地時代を思わせる洋館の開館を祝いました。
30日は長崎市の鈴木市長と在大阪英国総領事館のマイケル・ブライス総領事など約100人が参列して記念の式典が開かれました。
マイケル・ブライス 総領事
「日英両国の強い絆、そして長崎が果たしてきた重要な役割について皆さまと共有できますことを大変光栄に思います」
ブライス総領事は、大阪・関西万博の英国パビリオンで掲げていた国旗を鈴木市長に贈り、未来に向けて共に歩み続けることを願うと語りました。
鈴木市長などがテープカットをして旧長崎英国領事館の開館を祝いました。
この建物は1908年に建てられた2階建ての洋館で、戦後、児童科学館などとして使われた後、2015年から11年をかけて保存・修理工事が行われました。
30日は内覧会も開かれ、式典の参列者は領事館の仕事や居留地の歴史を学べる1階の展示室や、2階の野口弥太郎記念美術館を見て回りました。
マイケル・ブライス 総領事
「私の大先輩方がここで働いていたと思いますと、とっても感慨深いですね」「いや、100%、イギリスらしさですね。本当にまるでイギリスにいるような感覚です」
鈴木史朗 市長
「クルーズ客の皆さんも含め、観光客の皆さんの居留地観光のゲートウェイとして活躍が期待されます」「新たな魅力として活躍してくれるのではないか」
旧長崎英国領事館の開館時間は午前9時から午後5時までで、入館料は一般700円などとなっています。