長崎県産の魚介類のみを使った優れた水産加工品「長崎俵物(ながさきたわらもの)」の認定委員会が3日、長崎市で開かれました。

土産物としても好評の長崎ブランドですが、商品開発の現場にある異変が起きていました。

アジの開きに、カラスミのスライスなど長崎名物の水産加工品が並びます。

3日に開かれた長崎俵物の認定委員会には新作1品、更新19品の合わせて20品が出品されました。

有識者や加工業、流通業の代表などが試食し、味や加工技術、長崎の魅力を発信できているかなどを審査しました。

優れた水産加工品というお墨付きの「長崎俵物」に今、あるピンチが・・・。

長崎県水産加工振興協会 渡邊 英行 代表理事会長
「原料となる魚の入荷が減ったことによる価格の高騰、賃金の値上げ、人手不足などが影響し、新商品の開発どころか、認定商品の更新をも断念せざるをえないといった商品も多く、影響が出ております」

原料不足などを理由に今回、一部は更新の出品を断念しました。

唯一の新作はこのエイヒレのから揚げです。

審査員 パルシステム生活協同組合連合会商品開発本部 第一商品部 水産課
吉江 健一 課長
「食感がちょっと、かたすぎる。でも、噛みしめたら味はおいしい。うま味は出てくる」

多くの審査員が高く評価していたのはアジの開きです。

審査員 長崎大学水産学部 橘 勝康 名誉教授
「原材料が非常に脂ののったアジ使ってて、塩加減、干し加減がすごく上手にできているんですよね。久々においしいアジの開きを食べた」

厳しい審査を通過し「長崎俵物」に認定された商品は、長崎県のホームページで4日以降、公表される予定です。

テレビ長崎
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