2月14日のバレンタインデーまで2週間あまりとなるなか、チョコレートの祭典、「サロン・デュ・ショコラ」が、1月29日、仙台市青葉区の仙台三越で始まりました。

「サロン・デュ・ショコラ」は、世界中の一流ショコラティエのブランドや高級チョコレートが一堂に会す、年に一度のチョコレートの祭典です。

今回の注目は…

西ノ入菜月アナウンサー
「開店直後から行列ができている、仙台三越常連、人気ブランドのフィリップ・ベルです」

フランス国家最優秀職人章=M.O.F.に輝いたことのある有名なショコラティエが手がける商品や…
仙台三越限定、塩竈市の阿部勘酒造の日本酒を使用した生チョコレートも…

西ノ入菜月アナウンサー
「日本酒の味はそこまで強くなく、フルーティーな優しい甘みがします。くちどけなめらかでとろけます・・・」

今年のバレンタインデーについて、チョコレートジャーナリストの市川歩美さんに聞きました。

チョコレートジャーナリスト 市川歩美さん
「高止まりのバレンタイン。賢くチョコを選ぶバレンタインになるのではないか。」

高止まりの背景にあるのは、気候変動などでカカオの収穫量が減少し、価格が高騰したいわゆる”カカオショック”です。

世界ココア機関によると、2023年頃からゆるやかに上昇を続けてきたカカオの市場価格は、2024年に入り急激に上昇。
一時は普段のおよそ5倍まで高騰し、1トンあたり1万ドルを越える事態に。
収穫量が回復し、ピークは越えたものの、2025年12月時点での価格は、2023年1月時点の2倍あまりと、高値が続いています。

ただ、カカオの取引価格が下がったとしても、物価高の影響で、チョコレートの高止まりは続くとみられています。

チョコレートジャーナリスト 市川歩美さん
「例えばパッケージ代とか配送代、人件費、そういったものも軒並み上がっているわけですから、これはチョコレートに限ったことではないんですけれども、お値段が従来のように下がるというのはちょっと考えにくいかなと」

市川さんは、高止まりが続くなかでも、高級チョコ人気は続くとみています。

チョコレートジャーナリスト 市川歩美さん
「高級チョコは特別な人にあげたい、そういうシーンがあるから引き続き人気。さらに”自分チョコ”一生懸命日々頑張っている自分に時には高級なチョコをプレゼントして、自分がこれから頑張ろうと、投資的な意味合いがある」

今年の「サロン・デュ・ショコラ」では、去年に比べて、平均で1割程度、値上がりしているそうですが…

仙台三越 赤川寛バイヤー
「むしろ(売り上げは)上がっています。推し活と似ているようなところが感覚としてあって、好きなものに対しては(お金を)かけて投資していくそういう心理が働いているのかなと思う」

訪れた人に話を聞いてみると…

「高くても買います。もう欲望のままに(購入する)」
「価格はあがってもしょうがないご時世。自分の好きなものなので、高くてもお金は出します」

1年に一度のチョコレートの祭典、仙台三越の「サロン・デュ・ショコラ」は、2月15日まで開催されています。

仙台放送
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