2月8日投開票の衆議院議員選挙。熊本県内では4つの選挙区に合わせて14人が立候補し、27日から選挙戦が始まりました。28日は熊本1区。各候補の訴えときのうの動きをまとめました。
熊本1区の選挙区は熊本市中央区、東区、北区でご覧の3人が立候補しています。
【参政・新 山口 誠太郎 候補(36)】
「今の政治、どんどん国民目線から離れていく政治。これを我々の手に取り戻したいんです」
去年夏の参院選に続き2度目の国政選挙への挑戦となる参政党・新人の山口 誠太郎 さん。税理士事務所で働く山口さんは今の税制の仕組みが国民目線ではないとして事務手続きの負担が大きいインボイス制度の廃止や消費税の段階的な廃止を訴えます。
【参政・新 山口 誠太郎 候補(36)】
「いま中小企業や個人事業主の方々には現金がない。税金を分割して借金して納税している。こういう状態でどうやって賃金を上げていけばいいのでしょうか」
「参政党は今回の衆議院選挙、政策の一丁目一番地に積極財政、そして減税を訴えている」
浮動票が多いといわれる熊本1区。全国で躍進する参政党の勢いを熊本にも広げたいと人通りの多いアーケードなどで演説を重ね、支持拡大を狙います。
【参政・新 山口 誠太郎 候補(36)】
「この日本が危ない。我々の生活を変えていくには政治しかない。その一歩が選挙に行くことなんだ」
「今、投票率50パーセントほどです。2人に1人は政治を諦め投票に行っていない。本当に今のままでいいのでしょうか。今声を上げなければ我々の生活は一向に豊かになっていかない。それに皆さん気づいていただきたい」
【自民・前 木原 稔 候補(56)】
(後藤)「おはようございます。いま準備をされてる?」
「ここに熊本の健軍神社の風景が映っているが、これを見ながら、ここで私が決意表明する形を取らせてもらう」
自民党・前職の木原 稔 さんは高市内閣の官房長官を務めていて、危機管理上、熊本に帰ることができないため永田町からリモートで選挙活動を行います。
官房長官としての実績をアピールするとともに、AIや半導体など必要な分野に大胆に投資をし、経済を強くする『責任ある積極財政』など大きな政策転換を行いたいと訴えます。
【自民・前 木原 稔 候補(56)】
「これから日本の政策の大転換を行っていく中で、本当にこの高市総理の下であらゆる大きな政策の変更、これを行っていけるのかどうか。これを国民の審判を仰いで、そして信任を得て初めてそういった重要な政策の転換というのが行えるだろう」
本人不在の中で自民党所属の国会議員や県議、熊本市議など約700人が集まった27日の出陣式。日本維新の会からも推薦を受けていて、強固な組織力をフルに生かし、木原さんの7回目の当選に向け異例の選挙戦を支えます。
【自民・前 木原 稔 候補(56)】
「不安でしかない、この瞬間は。しかし自分の職責役割はしっかりと果たさないといけない責任感にもあふれている。あとは地元の皆さんを信じるのみ。リモートとはいえ、言い訳にはなりませんからしっかり充実した選挙戦を戦っていきたい」
【中道・新 鎌田 聡 候補(61)】
「本当に今の政治、政権、あまりにも身勝手だと思う。支持率が高いからと言ってそのイメージだけで自民党の議席を増やそうとしている」
立憲民主党と公明党が立ち上げた新党・中道改革連合から出馬した新人の鎌田 聡 さんは事務所前で第一声を上げ高市政権を批判しました。
鎌田さんは県内最大の労働団体連合熊本の推薦をはじめ、今回、新たに公明党県本部からの支援も受けていて、前回挑戦した参院選の時以上の大きな後押しを期待しています。
【公明党県本部 城下 広作 代表】
「全ては日本の平和を守るため。日本の生活者を守るために新しい党で日本を変えようというのが中道改革連合だ。今回の選挙私たちは何が何でも勝たなければなりません」
27日夕方開催した出陣式には、立憲民主党や公明党の県組織に所属する地方議員をはじめ、連合熊本の組合員や創価学会員など約1000人を動員。選挙戦初日から新党の結束をアピールしました。
鎌田さんは食料品の恒久的な消費税減税や企業・団体献金の規制強化など中道改革連合の政策を訴え、自民党が独占する熊本から野党の議席獲得を目指します。
【中道・新 鎌田 聡 候補(61)】
「〈政治と金〉の問題で大きく政治が信頼を損なった」
「その反省もしないままに、いろいろなことをやり過ごして、ただ単に自分の人気だけでこの選挙を戦おうとしている」
「やっぱり高市政権おかしいよ、ということをこの熊本1区から声を上げていける、そんな結果を出したい」
29日は熊本2区と3区の序盤戦の動きをお伝えします。