27日午後、大きなトラックに乗せられたのは、上野動物園から中国に返還される双子のジャイアントパンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」。返還先である中国の飼育施設を取材すると、そこには日本人ファンが訪れていた。
最後の別れを告げようと多くのファンが…
朝早くから東京・上野動物園に集まった人々。

25日でパンダの観覧は終わったが、中国に返還される双子パンダの見送りに来ずにはいられなかったようだ。
来園者:
本当悲しいしかない。明日からどうしよう。この子たちが本当にいなくなっちゃうのかと、涙を流す日々がしばらく続くよね。
来園者:
もちろんさみしいですけど、応援しているよという気持ちで見送りたい。

たとえ、その姿は見えなくとも、2頭に最後の別れを告げようとパンダ舎近くの沿道には数百人のファンが詰めかけた。

記者リポート:
午後1時半です。シャオシャオとレイレイを乗せたトラックが上野動物園から出ていきます。一般道で待っている人から、ありがとうと声が聞こえます。

生まれ育った上野動物園から、ついに旅立ったシャオシャオとレイレイ。
この先2頭は、どのような場所で暮らすことになるのか。
日本から帰ってきたパンダが見られる
中国・四川省にある、「ジャイアントパンダ保護研究センター」。シャオシャオとレイレイは28日にこの施設にやってくる。

この施設では、約80頭のパンダが暮らす。その一番奥のエリアには、日本でも大人気だったあのパンダがいた。

おいしそうに竹を食べていたのは、シャオシャオとレイレイのお姉さんにあたる、「シャンシャン」だ。3年前に中国へと返還されて以降、この施設で元気に暮らしている。

さらに、2頭のお母さんパンダ「シンシン」もいるため、日本から訪れるファンが増えているという。
日本人のパンダファン:
最近は毎月のように通ってます。シャンシャン見放題というか、ご機嫌良く食べている姿が見れるので楽しいです。

中国・四川省には、日本から帰ってきたパンダがたくさんいる。
成都市の施設では、和歌山県のアドベンチャーワールドから来た結浜や彩浜らが生活している。

施設のスタッフによると、2025年の返還後に結浜らの公開が始まってからは、会いに来る日本人ファンの姿が目につくようになったという。
1972年に初来日して以来、国内で初めて不在となるパンダ。

多くのファンに惜しまれつつ、「シャオシャオ」と「レイレイ」は、27日午後8時ごろ、成田空港から日本を離れる。
(「イット!」1月27日放送より)
