1月27日公示、2月8日投開票が行われる衆院選。新潟3区は自民党の斎藤洋明氏と中道改革連合の黒岩宇洋氏の6度目の対決に、参政党の佐久間慶子氏が割って入る構図となる公算だ。
中道・黒岩宇洋氏 “新党”参加で新たな支援の輪広げる
「まさかね選挙になるとは、あのときは思っていなかったけど、今回一番厳しいから」
衆議院の解散翌日、新潟県新発田市で選挙に向けた決起集会を開いたのは、中道の前職・黒岩宇洋氏だ。
この日は、黒岩氏を推薦する連合新潟の小林会長が駆けつけたほか、立憲民主党と新党を結成した公明党の地方議員も出席。これまでにない支援の輪を広げている。
一方で、黒岩氏は「間違いないのは、私のこれまでの選挙で最も厳しい選挙。圧倒的な高市さんの人気」と高市政権の高い支持率に危機感を抱いている。
今回は都会と地方の格差を埋める経済政策を訴え、真冬の選挙戦を戦い抜きたいと話す。
また、「投票率が下がると与党のいわゆる組織票・業界団体に有利になる。季節のことも含めて自分に有利にやってしまうというのが、自分都合の選挙なんだと感じている。石にかじりついても、岩盤に爪を立てようとも、1票差でも勝ち抜く」と意気込む。
自民・斎藤洋明氏 “高い支持率”追い風に前回のリベンジへ
ただ、雪の影響は与野党に関係なく平等に襲いかかる。
「行き違いのできない一本道で、対向車とかちあってしまって…5分かかった」
自民党の前職・斎藤洋明氏は、大雪の影響で自身の国政報告会に遅刻…それでも、財務副大臣や文部科学委員長といったこれまでの実績をアピールする。
斎藤氏は「仕事をさせてもらえれば、また新潟がよくなるし、新潟がよくなれば、また私もきっと応援してもらえて、もっともっと大きな仕事が今度こそできる」と訴える。
また、連立与党が議席を伸ばすことが高市政権の政策実行力や外交力の強化につながると強調する。
これまで連立を組んでいた公明党は相手候補を支援するが、政権の高い支持率を追い風に前回小選挙区で敗れたリベンジを誓う。
「高市首相は応援するけれど、自民党は選挙では応援しませんという方が出ないように、今、自民党に不満のある保守層にも戻ってもらえるような訴えをしっかりやっていきたい」
参政・佐久間慶子氏 減税など訴え保守層の取り込み狙う
この2人の戦いに割って入り、保守層の取り込みを狙うのが、参政党の新人・佐久間慶子氏だ。
「このまま日本を終わらせたくないとそういう思いでこのたび公認候補にならせていただきました」
空き地などが増えるふるさとの現状を目の当たりにして減税や積極財政の必要性などを訴えたいと意気込む。
佐久間氏は「第三の選択肢になれるようにするにはといったところで、基本中の基本だが、思いをしっかり伝えていくということを私自身もやっていきたい」と強調した。
三つ巴の公算となる見込みの新潟3区。
広い選挙区でどこまで支持の訴えを広げることができるか…。
