皇室では異例のクラウドファンディングを通じて、能登半島地震の復興を祈念する「能」が上演されました。
25日、東京都内で上演されたのは新作の能、「漆供養」。
三笠宮家の彬子さまが詠まれた和歌をもとに、能楽師の観世清和さんが監修し、漆の職人を主人公とした能がつくられました。
職人がウルシの木に傷をつけ樹液を採取する、「漆かき」などが表現されています。
2024年の地震で多くの職人が被災し、伝承が危ぶまれている能登伝統の「漆工芸」を支援するため、彬子さまが発起人の代表となって、皇室では異例のクラウドファンディングが行われ、3カ月間で1300万円余りの支援が集まりました。
彬子さまは「被災された方たちに、能登半島の漆に関わる全ての方に寄り添い、復興を祈念して能を捧げることで、少しでも復興の一助になればと信じ、本日まで準備を進めてまいりました」と述べられました。
能を通じて、漆の文化を未来へ。
彬子さまは、この「漆供養」の上演が続き、いつか能登の地でも披露できる日を願われているということです。