港区・赤坂の特許庁前の交差点で22日夜、内閣府の公用車が赤信号を無視して乗用車と衝突するなど合わせて車6台が絡む事故があり、タクシーの乗客が死亡したほか、男女8人が重軽傷を負った。現場は、過去にも事故が多発している交差点で専門家は、「見通しが良いゆえに事故が起こる可能性がある」と指摘する。

内閣府の公用車が乗用車と衝突…9人が死傷

多くの車が行き交う道路を映した防犯カメラ映像を見ると、パトカーや消防車、走る警察官の姿が確認できた。

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これは、22日夜に起きた車6台が絡む事故現場に警察官らが駆けつける際の映像とみられる。

道路に止まる黒い車は、フロントガラスが粉々に割れ、ボンネットが折れ曲がり、エンジンがむき出しになっていた。

事故が起きたのは22日午後6時半ごろ、首相官邸にも程近い東京・港区赤坂の特許庁前の交差点で、事故を起こした黒い車は内閣府の公用車だった。

事故の様子(イメージ)
事故の様子(イメージ)

警視庁によると、公用車は赤信号を無視して交差点に進入。
そのまま白いワゴン車の側面に衝突し、さらに、ワゴン車のそばを走っていたタクシーも巻き込まれた。

2台の車はぶつけられた衝撃で反対車線に飛ばされ、ごみ収集車や別のタクシーなどに衝突しながら止まったということだ。

この事故で合わせて車6台が絡み、タクシーの乗客・明石昇さん(32)が死亡。
さらに、男女8人が重軽傷を負った。

事故に遭ったタクシー運転手は「突然左の後ろに強い衝撃と音を感じて、私の車がそこで2回転をして、最中にいろんな車と衝突しながらなんとか止まったと…」と話す。

「“見通しが良い”ゆえ事故が起こる可能性ある」

現場は、過去にも車が横転するなどの事故が多発している交差点で、専門家は、見通しが良いゆえに事故が起こる可能性があると指摘する。

交通事故鑑定人・中島博史さん:
スピード出してきていて、下り坂で出過ぎたのかなというつもりで(アクセルとブレーキを)踏み間違いをすると、非常に高速になってしまう可能性がある。(もうじき赤信号になるというふうに)急ごうとすると、スピードを出してきて、交差点を突っ切ろうとした可能性がある。
(「イット!」1月23日放送より)

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