言葉がスムーズに出てこない、「吃音」への理解を深めてもらおうと、教員を目指す学生らを対象にした出前講座が1月21日、香川大学で開かれました。

出前講座には、香川大学教育学部の学生ら約150人が参加し、吃音がある人の体験談や悩みを聞きました。

「(吃音は)ちょっと言葉に詰まるだけ、ただ声を出すのに時間がかかるだけなど、単純な話ではない。悩みに悩んで人生を左右される人もいる」

吃音とは、言葉の出だしで声が詰まるなど、言葉がスムーズに出てこない、発話障害の一つで、日本では100人に1人、約120万人に症状があるとされています。講座では、教師から音読や発表などで指名されるのが怖くて授業に集中できないことや、吃音の人と接するときは話し終えるまで待ってほしいことなど、教育現場での必要な配慮について話がされました。

(学生は…)
「(吃音の人の)今までの経験を聞けて、すごく実りのある時間になった」
「特別支援の先生になりたいと思っていて、発言しやすい雰囲気作りを心がけていきたい」

(出前講座を主催した古市泰彦さん)
「(吃音を)知らない人、変に受け取っている人もいる。まずは知ってもらうことが第一歩なのでそこを伝えられたら」

主催者は、こうした講座を通して、吃音への理解や配慮を広めていきたいとしています。

岡山放送
岡山放送

岡山・香川の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。